太陽系で、地球にもっとも似ていて、兄弟惑星とも呼ばれる金星で異変が……
記事によると、金星で吹き荒れる風が、この6年間で3割位上も加速しているとのこと。
金星周回探査機ビーナス・エクスプレスの『報告』によると、2006年当時、赤道付近の風速は平均300キロだったのが、現在は400キロに増速しているのだとか。
金星の自転速度は極めて遅いため、上層部の風速の方が早いので『スーパーローテーション』と呼ばれています。
金星が注目されるのは、かつては第2の地球としてテラフォーミングするのに最も適していると考えられていたからです。
その後、金星の大気が高圧・高温で、しかも有毒なため、現在の技術では有人探査すら出来ないことが既に判明しています。
姿・形が同じなのに、金星と地球がこんなに違ってしまったのは、諸説ありますが、水と生命の存在が大きいよう。
何らかの理由で、地球には海が出来、生命が生まれたので、大気中のCO2が海に溶け込み、生命が酸素を放出したので、地球は冷却できたとの仮説が有力なよう。
もし、水も生命もなければ、温暖化効果で地球も金星同様、灼熱の惑星になっていた可能性も。
今後の温暖化を考える上でも金星の観察は重要。遠い将来、火星のように大気が宇宙に拡散され冷却されるのか、温暖化が進み金星のようになるのか、どちらかであることは確か。
どちらになるかは、現在、研究中ですが、どちらに進んでも人類が住めない星になるのは確かでしょう。