海底のメタンハイドレートからメタンガスを取り出すのに成功したのは世界初です。
試験は独立行政法人・石油天然ガス・金属鉱物資源機構JOGMECなどが、海洋研究開発機構JAMSTECの深海探査船『ちきゅう』を使って、深海1千mからさらに約330m掘り進んだところにあるメタンハイドレート層で水とメタンガスを分離して採取したもの。
メタンハイドレートは、低温・高圧の状況で水とメタンガスが結合したもの。
日本周辺には、日本が使う分にはほぼ無尽蔵のメタンガス資源があるとされていますが……
深海にあるため、採算性に問題があり、実用化が難しいとされていたもの。
また、完全に燃焼させればCO2の排出量は石炭の半分程度と低いものの、メタンガスの形で放出されると、温室効果はCO2の数十倍に上り、海底掘削により大規模な噴出があった場合は、致命的な結果になる可能性も。
資源は別に人間のためにあるわけではないですから、核物質にしろ、メタンハイドレートにしろ、無害と言うわけにはいかないでしょう。