今度は事故後に行われた消防車による、炉心注水が失敗していた可能性が出て来ました。
ニュースによると、消防車から注水した水は、原子炉建屋の配管を通って炉心に注水されていたはずですが……
復水器への『抜け道』があったとのこと。通常は、復水器に接続されたポンプが原子炉内に水を送り込むため、『漏れる』心配はありませんが、このときは全電力喪失でポンプも停止状態だったため、折角、注水された水が復水器側に漏れ出していたよう。
漏れだした水は注水量の55%にあたり、漏水が25%までであればメルトダウンが防げた可能性もあるとのこと。
この点について、一昨年の東電の会見から、2号機、3号機とも通常ありえない復水器が満水になっていることを発表しており、漏水を認識していたものと思われます。
これまた、東電のダメージ・コントロールの失敗が明らかになりました。福島第一原発事故は、東電の運用とダメージ・コントロールの失敗であり、原子炉そのものの欠陥とは言えません。