一般的な津波は、プレートのズレにより発生しますが……
アメリカ・ロードアイランド大学のグリーリ教授らが津波の波形を詳しく分析したところ、震源から北東に190キロ離れた海底で、地形が地震の前後で変わっていたことを発見しました。
このことから同教授は、地震とは別に大規模な海底地すべりが発生していた可能性が高く、地震による津波と同期することで、巨大津波になったとしています。
地すべりと言っても、南北に40キロ、東西に20キロ、厚さは最大2キロに及び、土砂の量は500立法メートル、東京ドーム40万個分と言う、想像を絶する巨大さ……
このような地すべり連動型の津波は、今後も発生が予想されますが、これまた現代の津波予報システムでは、正確な予想は不可能とのこと。
今月7日から始まる新しい津波警報では、沖合に設置されたGPS波浪計で検知されると早期に津波警報が出せますが、現在のところ設置されているのは北日本から四国まで、わずか51ヶ所……
やはり津波に対しては、早めに避難することしかないよう。
それにしても、3.11の津波の巨大化の原因が地すべりだとすれば、地震前に地すべり発生地域を深海潜水艇でも潜らせていたら、『乱泥流だ!』ってことで『予知』につながったかも知れませんね。
例によって今更ではありますが。今は亡き小松左京氏の『日本沈没』、旧版の映画化ではホンモノの地球物理学者の竹内均氏が直々にプレートの動きについて説明してくれています。
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