護衛艦『ゆうだち』に中国のフリゲート艦が火器管制レーダーを照射した問題。
日本のマスコミの一部には、早速、中国フリゲート艦『連雲港』の主砲が、『ゆうだち』に向いてなかったと中国の肩を持つ輩が出ていますが、現代の砲戦について無知なよう。
丁度、YouTubeに『ゆうだち』の同型艦『むらさめ』の対空戦闘演習の動画を見つけたのでアップしておきましょう。
『むらさめ』に搭載されているのは3インチ速射砲。中国のフリゲート艦の主砲も同クラスだったと思います。
大砲と言っても第二次大戦中のようにチンタラ撃つわけではなく、対空対艦両用砲ですから、高い追尾能力と速射能力があります。
中国のフリゲート艦も同等の性能がありますから、主砲がどっちを向いているかには意味がなく、引き金を引けば(動画中2:37あたりに主砲の『引き金』を引いているところが写っています)、いつでも目標を攻撃できるわけです。
今回のような距離3キロ程度なら、ほぼ100発100中で、『ゆうだち』のブリッジは被弾炎上、戦闘不能になったことは確かでしょう。
現代の戦闘艦は、日本も中国も砲戦などそもそも想定していないのですから、先に撃った方が勝ちとなります。
それだけに、火器管制レーダーの照射は非常に危険な行為なわけです。