それによると新たな安全設備は以下のとおり。
・複数のフィルターベントの設置。
・複数の注水設備、注水口、外部注水設備の設置。
・第二制御室の設置。
どれもあった方が良いですが、福島第一原発でも緊急用の冷却装置があったのに、東電の社員が存在に知らなかったって設備以前の問題がありました。
さらに訓練不足でベントがうまく行かなかったことも。
設備も結構ですが、緊急時の応急復旧措置・ダメコンについて言及があっても良かったのでは。
これらの設備は既存の原発にも設置が求められるため、最低でも約2年間、再稼働ができず、電力会社からは早速、泣きが入っているようですが、それは自業自得と言うものでしょう。
その一方、疑問なのが避難基準の見直し。『ただちに避難』は国際基準の半分の500マイクロシーベルトに……
『1週間以内に避難』は、国際基準の5分の1の20マイクロシーベルトと厳しく対応しています。
被曝が少ない方が安全ではありますが、基準を厳しくすると避難エリアが拡大され、最優先で避難すべき人たちの避難が遅れる事態にも。
福島第一原発のように大規模災害と同時に事故が発生した場合を想定すれば、基準値の引き下げよりも、優先的に避難すべき人たちの基準も設けるべきでは。
子供、妊婦などを生存優先者として明記するくらいの厳しさがないといけないでしょう。
原子力規制委員会では、地震・津波の安全基準も盛り込み7月までに定め、義務付ける方針とのこと。