安倍総理が集団的自衛権の見直しのついて再検討を始めたとのこと。
特に問題になるのが、米軍など海上での友軍・同盟軍に対する集団的自衛権について。
現代の海戦は、徹底したアウトレンジ戦法。如何に敵艦隊から離れた位置から攻撃・防御を行うことが出来るかが勝敗を決めます。
記事にもあるように、同盟軍の艦隊が数百キロ先にいたとしても、『見捨てる』わけにはいきません。
双方の艦隊が視認距離で撃ちあう砲戦は、太平洋戦争でも過去のもの。
防空のための輪形陣が使われたのは、恐らくフォークランド紛争が最後。この時は英海軍の艦隊防空網が度々アルゼンチン軍に突破され、英海軍艦艇が次々撃沈されたことは良く知られています。
この時の戦訓をもとに開発されたのがイージス艦で、自艦だけでなく遠方による僚艦も指揮下に入れて、『神の盾』を作るのがイージス艦の任務。
当時はコンピューター輪形陣と言われたもので、現在はさらに進展、数百キロ先にある僚艦・同盟軍の艦隊も指揮下に入れることが出来るとか。
その意味では、集団的自衛権の議論は『国会での議論』だけでしかなく、現場レベルでは遠の昔に緊密な『集団的自衛権』を行使しているとも言えます。
しかし、法治国家では机上の空論でも法律は法律、早期に実態に合わせた『集団的自衛権』を確立するのは当然のことでしょう。