これは東京大学の廣井教授(故人)が20年前に、震災を経験した人を探して録音したものですが、分析されずに残っていたもので、170本にも及ぶものです。
特に、関東大震災の犠牲者の3分の1以上にあたる約3万8千人が死亡した被服廠跡から、生還した人の証言は貴重です。
火災旋風で『人が飛んで舞い上がるのを見た。立つこともできず。あっち行きこっち行き、這っていた』と生々しい証言も。
また、正確な情報が伝わらずに、被服廠跡に避難していた可能性も明らかになってきました。
関東大震災から今年で90年とのこと。関東大震災というと、東京の被害ばかり強調されていますが、実は横浜も壊滅的被害を受け、さらに鎌倉でも大きな被害が出ているのですが、被害状況の詳細がはっきりしないところも多いのです。
今後、震災証言テープを分析して、防災対策に役立てたいとのことです。
巨大地震、火山噴火の危険性については、今年も引き続き、極めて危険な状態が続いていることを忘れてはいけません。