巨大地震対策ありません…… | パイプと煙と愚痴と

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単なるオヤジの愚痴です。

南海トラフ地震で死者32万超の想定が出されましたが、地震対策はと言うと、M9クラスの超巨大地震ともなれば、人類の浅知恵など全く無力

津波対策として、静岡県のように海岸線沿いに避難できるような岡や山が少ないところでは、津波避難タワーくらいしか手がありません。ちなみに、下の画像の津波避難タワーのある場所は、津波避難タワーの高さを超える津波が想定され、役立たずであります。

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それなら、津波をやり過ごせば良いと、現在開発中なのが救命艇を応用した『津波艇?』。完全防水、完全に転覆しても復元する能力があるとのことですが、乗員は25名とか…… 今回の津波想定では、地震発生から数分で津波が押し寄せるシナリオもありますから、そもそも乗り込む時間があるのかと言う問題も……

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海岸線から離れていても、高層ビルには長周期地震動の問題が。3.11でも観測された長周期地震動ですが、南海トラフ地震では最長20分間にも揺れが及ぶ可能性が…… 地震の揺れと共振する最悪の事態が発生した場合は、高層ビルが倒壊する恐れも。既存の高層ビルには制振ダンパーを取り付けるなど、一部では、耐震補強工事が始まっていますが、これで完璧と言う保証は全くありません。

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結局のところ、地震のファーストストライク五体満足でサバイバルして、速やかに避難することくらいしか超巨大地震への対応はないよう。

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非常食飲料水についても、従来の3日程度から1週間程度の備蓄が推奨されることになるとか。

最後は各自が自己責任で、地震への備えをする以外に手がないのは言うまでもありません。