原子炉の起動とは、制御棒を引きぬいて、核分裂が継続的に行われるようにすることです。
とは言え、内燃機関のように簡単にフルスロットルとは行きません。ゆっくりと制御棒を引きぬいて、徐々に核分裂反応を高めます。
過去には、制御棒を引きぬく速度が早すぎて、爆発事故になったことも。チェルノブイリも、制御棒の制御をミスったのが原因とも言われいます。
オフサイトセンターには国から派遣された検査官がひしめいて、ロケット発射前並の緊張感が漂っていますが、こちらの人たちは監視しているだけで、万が一の事故が起きても役立たずであります。
今のところ、軽微な事故が9件とのこと。原子炉のような巨大システムでは、無事故ってのはそもそもあり得ないこと。ちょこちょこ、軽微なトラブルが発生する方が正常と言って良いでしょう。
しかし、『原子炉スクラム(緊急停止)』なんてことには、ならないでいただきたいですねぇ……
なにせ、これだけ長期間、停止させていたんですから、何もないってことはないと思いますけど。