『中間状態』と言うのは、多分、『転換飛行』のことでしょうね。
オスプレイはSTOVL機なので、貨物の積載量によっては、垂直に離着陸できます。
問題は、垂直離陸から水平飛行に、あるいは水平飛行から垂直着陸に遷移するために、エンジンを回転させている最中。下の画像は離陸後、エンジンを前方に傾けて、水平飛行に入ろうとしているオスプレイです。
この転換飛行時は、固定翼機でも回転翼機でもない、STOVL機特有の状態。
多数のパイロットを抱える米軍でも、この状態を経験しているのはアメリカ版のハリアーのパイロットにオスプレイのパイロットだけ。あとは開発中のF-35Bがありますが、まだテスト・パイロットしか体験している人はいないでしょう。
もちろん、これだけ巨大なSTOVL機は、世界にはオスプレイしかありませんから、パイロットも習熟するには時間が掛かるでしょう。
過去の大事故では、下の画像のようにヘリコプターのように垂直下降しているときの降下率のミスやエンジントラブルが多いみたいです。
ちなみに、オスプレイは片方のエンジンが停止しても、翼の間にシャフトを通していて、墜落しないようになってます。もっとも、パイロットミスで、片翼エンジン停止で墜ちたことはありますが……
森本防衛相は、『米側からより詳細な情報提供を得て、関係自治体を訪れ説明したい』とのこと。
新型機は民間機を含めて、初期生産分の機体は、パイロットの習熟が足りなくて、墜ちるのは良くあること。
米軍発表では、オスプレイはそれでも旧型のチヌークよりは、事故率は低いとされています。
老朽化してこれから事故率が増えていく旧型機が飛び回る方が良いのか、これから信頼性が高まる新型機が良いのかは、地元の判断次第ですけどね。