長周期地震動は、サイクルの長いの地震波で、人間には直接影響ありませんが、高層ビルなどが、この地震の周波数で共振すると、最悪の場合、ビルが倒壊する可能性もある危険なものです。
東海等3連動地震の間隔は、同時に発生したり、数十時間~数年とかなりの時間差があるのは以前から知られていましたが、さらに3つの震源のどこから揺れるかによっても、長周期地震動に大きな差が出ることが今回わかったとのこと。
下の順番と時間差で、東海地震が最後に発生した場合、東京での長周期地震動は実に20分以上になるとのこと。
下図は東南海、東海、南海の順番と時間差で発生した場合、名古屋・大阪では、やはり20分以上の長周期地震動が発生するとのシミュレーション結果が出ました。
専門家によれば、長周期地震動の影響を受けるおそれがあるのは1100棟くらいとのこと。
少なく思われるかも知れませんが、いずれも高層ビルで、最悪の倒壊という事態になると、大都市の高層ビル街では、周囲のビルを巻き込む大惨事となることは確か。
制振ダンパーを取り付けて、長周期地震動に備えているビルもありますが、まだまだ少ないのが現状。
東海等3連動地震に、また一つ厳しい宿題が増えました。