記事によればアメリカ軍は、電磁波を利用したADS(Active Denial System)を実用化したとのこと。
これは強力な電磁波を照射して体温を上昇させ『耐え難い暑さ』で『敵』を撃退させるのだとか。
射程距離は1kmに及ぶが、最悪でもケガする程度とか。
要は電子レンジで使われるマイクロウェーブを放射して『熱』を発生させているわけですが、この兵器のアイデアは随分昔からあり、実は日本が発祥の地です。
第二次大戦末期、高高度から飛来するB-29撃墜用に日本軍が秘密兵器として開発していたのが『電磁砲』です。原理はADSと同様にマイクロウェーブを照射して、B-29を『焼き殺そう』としたわけですが……
アイデアは良かったのですが、当時の技術では、そんな高出力なマイクロウェーブを放射するのは不可能に近く、それ以前に発電所が爆撃で必要な電力の供給もままならず、幻の秘密兵器で終わりました。
しかし、この電磁砲計画に参加した技術陣は、戦後、日本の家電メーカーの発展に貢献したとのことで、無駄にはならなかったのですが。
時を超えて、かつての敵国で形を変えて実用化した『ADS』、喜んで良いのか悪いのか……