3.11で成田・羽田に向かっていた航空機86機が着陸出来なくなり、うち14機が燃料不足で緊急事態を宣言していたことが判明したとの記事。
燃料切迫、14機が緊急事態 3・11着陸地変更で混乱
14機もの航空機が燃料不足で緊急事態を宣言するのは、世界的にも例がないとのこと。
これは意外に盲点でしたね。離陸中に大地震に襲われることを懸念する指摘は随分ありましたが、着陸も危機的状況にることは、想定外だったでしょう。
しかも、成田・羽田と言う国内最大の空港が、大地震で2つ同時に閉鎖と言う異常事態です。
国交省は、今後、このような事態に備えて管制システムの改良をする方針。
さらに首都直下地震では、大津波への対処の課題ですが、滑走路が使える状況でも、大地震発生時に羽田のような沿岸の空港に着陸させて良いのかと言う問題もあります。
今回は幸い、待機中の航空機は他の空港に着陸変更できましたが、着陸先変更ができないほど燃料が少なくなった航空機が出た場合の処理も考えておなかないといけません。
地震直後で滑走路が点検中の場合、強行着陸させた方が良いのか、不時着水させた方が良いのかは難しい問題でしょう。
滑走路に被害があればパイロットもお手上げですし、着水しても大地震後の混乱に津波の恐れもあれば、これまた難しい。
今のうちに当局は、しっかり検討しておいてほしいものです。