注目は下の通話記録で、船長が『船内で停電があったので確認中』と述べているところ。
事故を起こしたコスタ・コンコルディアは、ディーゼル・エレクトリックと呼ばれる推進方法とっています。
これはディーゼルエンジンで発電機を回して、モーターでスクリューを回すタイプです。
別に珍しい形式ではなく、現在でも砕氷艦や通常型潜水艦ではほとんど、この方式を採用しています。
この方式で停電が発生したとすれば、ただちに推進系が停止したことが考えられ、つまり、操船不能状態に陥った可能性が高いと言うことです。
この船のバックアップ系の詳細が不明ですが、全電力喪失の状態になっていたとすれば、舵を動かすこともできなくなっていたかも知れません。
ますます、船長の操船ミス・判断ミスの可能性が高くなってきました。