今更ながらですが、神奈川県は8日、津波の被害想定を大幅に見なおした結果を公表するとのこと。
「鎌倉へ14mの津波」 神奈川県が想定大幅引き上げ
鎌倉市は、東日本大震災級の14.4mの津波が襲来する可能性が指摘されました。
明応地震(1498)では、10m超の津波の襲来があったことは、随分昔から知られていましたが、観光業者や開発業者などの圧力により、行政が意図的に隠していた、あるいは無視してきたことであり、なんら驚くにはあたりません。
最近、発見された古文書などでは、このときは八幡宮の境内まで浸水したとの記述があります。
もっとも、鎌倉時代の有力御家人の屋敷は山よりにあり、鎌倉の本丸にあたる八幡宮の拝殿が高い位置にあるところからすると、当時の人達はすでに津波の危険性を考慮していたとも言えますね。
真夏の夏休みシーズンの日曜日、海水浴客で賑わう鎌倉・湘南のビーチを14.4mの巨大津波が襲えば、死傷者は楽に10万人、最悪数十万人に達することも十分に考えられます。
神奈川県はハザードマップ作りや避難ビルを指定するとのことですが、例によってこの最悪のパターンは想定外にするつもりのよう。
災害は考えられる最悪の結末で必ず発生すると言う箴言は真実です。