ロシアがISS国際宇宙ステーションに人員を常駐させるのを中止することを検討しているそうだ。
ロシアが、ISS常駐を中止すると言うことは、事実上、世界で唯一の有人ロケットが使用できなくと言うことで、多国籍間で大予算を掛けて建設されたISS国際宇宙ステーションが、無人化すると言うことを意味する。
ISS自体は、遠隔操作である程度の運用ができるが、研究、実験が大幅に制限されるのは言うまでもない。
もっとも、ロシアは全面撤退を表明したわけでなく、『一時利用』は今後も続けたい意向もあるようだ。
しかし、これまたソユーズは3人しか乗れず、そのうち1名はパイロットであるから、ISSで研究を行う科学者は2名しか運べないわけで、そのプラチナシートを外国に譲るとは考えられない。
あるいは、ISS行きの『タクシー代』の大幅値上げをロシアは企んでいるのかも知れないが、唯一の有人ロケットを保有するロシアに価格交渉は不可能だ。
このままでは、国際間で数兆円を投じたISS国際宇宙ステーションは、ロシアの『領土』になるのは時間の問題だろう。
宇宙開発は危機的状況である。