津波警報の精度向上は難しい。 | パイプと煙と愚痴と

パイプと煙と愚痴と

単なるオヤジの愚痴です。

東日本大震災の津波警報の精度向上についての検討が行われているそうだ。

気象庁の肩を持つわけではないが、今回の津波警報は、かなり成功した部類でしょう。

最初の津波警報は、地震発生から、わずか3分で出されています。これだけのスピードで津波警報が出せるのは世界でも日本だけです。

パイプと煙と愚痴と-11060823

その後、段階的に津波の高さが上方修正されていますが、これには理由があります。

巨大地震ほど、地震の規模を表すマグニチュードの特定が難しいのです。

今回も、震源近くの地震計が振り切れて測定不能になり、速報値はM7.9と、最終値のM9.0と大きく異なってしまいました。

マグニチュードは1違うと32倍エネルギー規模が上がりますから、M7.9M9.0では45倍の違いがあります。

パイプと煙と愚痴と-11060825

結局、海外の地震計の測定結果を使用した推定値M8.8が出たのは約1時間後です。最終値のM9.0になったのはさらに時間が掛かりました。

このように津波予測の精度の向上には、これまた現代の科学技術では限界があります。

パイプと煙と愚痴と-11060824

津波の高さより、大津波が来ることを重点にすべきとの意見も出たようですが、どのみち避難すべきか否かは、情報を受け取った側の判断になります

前回、東北太平洋側を襲った津波は、50年前のチリ地震によるものです。

しばらくは、津波に対して過敏になっているでしょうが、50年も経ったら、すっかり忘れてしまうんでしょうねぇ