被災地域にある一部、部品工場は再開を始めましたが、再開が大幅にずれ込む部品メーカーも。

しかし、再開できる部品メーカーは良い方で、福島第一原発の避難エリアに入っている部品メーカーは、まったく再開の目処が立たない状況。

さらに被災しなかったメーカーも、自動車メーカーの生産停止の煽りを受けて、在庫が増えて、こちらも生産停止に追い込まれているところも。

一台の自動車には2~3万点の部品が必要と言われ、どれ一つ欠けても完成車になりません。

製品の重要度、信頼性から、世界の工場・中国でも生産出来ないものも多数あるから、輸入も出来ません。
自動車は裾野が広い業界ですから、経済に与える影響も巨大です。
親亀ならぬ小亀がコケて、親亀がひっくり返る可能性も……