日本の金星探査機『あかつき』の金星周回軌道に乗れるか、山場に差し掛かってるそうだ。
惑星探査で問題になるのは、惑星までたどり着くことも去ることながら、惑星周回軌道に乗るためにブレーキを掛けること。
惑星間航行するまで加速した分を、周回速度まで落とさなきゃいけないんだから、これは大変。
今回の『あかつき』には、セラミックスラスターと言う新型エンジンが逆噴射用に搭載されている。
これはエンジン本体にセラミックを使用して、より長時間の高熱の燃焼に耐えられる優れものだ。
しかしながら、地上でいくら実験しても宇宙空間では一発勝負でやってみないとわからない。
記事によれば、燃焼時間は12分、最低でも9分20秒と言うから、化学燃料タイプのエンジンには、過酷な使用状況でしょう。
逆噴射に失敗すれば、『あかつき』は金星周回軌道に乗れずに、事実上失敗と言うことになります。
ここのところ、次々と各種探査プロジェクトを成功させてきたJAXAならきっと成功させてくれるでしょう。
そして、兄弟惑星と言われながら、極端に『性格が違う金星』の謎を一つでも多く解明していただきたいものです。