近々、日本にも配備されることになる、米軍のSTOVL機『オスプレイ』です。
記事には、垂直離着陸機とありますが、オスプレイは貨物積載量によっては通常の航空機と同じように離陸滑走の必要があるのでSTOVL(短距離離陸&垂直着陸)機とするのが正しいです。
STOVL機は構造が複雑になるので、開発には多大な時間が掛かります。オスプレイに繋がる実験機も40年以上前からありました。一時は、なぜか日本のビジネス機が実験機の胴体に使われていたってことまであるんです。
例によって、日本のミリタリー音痴のマスコミ機が、事故が多い機体とか言ってますが、それは実験・試験飛行中のことで、民間機よりはるかに厳しい軍用機の試験では、事故は当たり前と言っても良いでしょう。
オスプレイは、固定翼機と回転翼機の両方の特性を持つので、実験中の事故が増えるのは致し方ありません。
実際には初期生産で、2度ほど大事故がありましたが、操縦ミスと機器故障のためで、設計・製造の欠陥ではありません。
大量生産に入ってからは、目立った事故は報告されてないようです。
老婆心ながら、二つの回転翼はシャフトで連結されていて、片方のエンジンが停止しても飛行可能です。
ただし、緊急着陸には、1600m程度の滑走路が必要と言われています。米軍が基地移転で、滑走路は1600m以上と拘ったのは、オスプレイ導入を踏まえてのことでしょう。
米海兵隊、海軍、空軍で採用されましたから、今後は日本の空で見かけるのも珍しくなくなるかも知れません。