商売柄、エラーメッセージはいつでも目にするが、ロクなことが起きないのは確かである。
当初、乱気流、落雷説などが出されたA330墜落事故であるが、ここにきて墜落直前にエラーメッセージの自動送信があったことが報じられた。
エラーメッセージの詳細は不明だが、墜落事故に結びつくとすればフライ・バイ・ワイヤの可能性がある。
A330は、操縦かんと各種動翼が従来の油圧系で結ばれたものでなく、操縦かんの動きを電気信号に変えて動翼を動かすフライ・バイ・ワイヤシステムが採用されている。
したがって、コンピューターシステムがダウンすれば操縦不能になるしかない。
もちろん、複雑な多重系フェールセーフが装備されているが、人間の作ったもの、完璧ではない。
フライトレコーダーは深海に沈んだようであるから、事故原因の究明は困難を極めるだろうが、今後のために是非とも回収してほしいものだ。
いずれにしろ、パイロットが最後のエラーメッセージを見なかったことが何よりである。