NHKの推理ドラマに使われたトリックが問題になっているそうだ。
その推理ドラマのトリックとは、静電気を使って、ペースメーカを破壊して『殺人』を行うというものだったらしい。
これに対して、日本医用機器工業会ペースメーカ協議会から、事実と違うと指摘があったそうだ。
「静電気がペースメーカー破壊」NHKドラマ誤認、謝罪
それによれば、静電気でペースメーカが破壊されることはなく、電波によりペースメーカが影響を受けることはあるが、『死亡した事例』はないとのこと。
至極、当然のことである。ほとんどの一般家電器具でも、強い電磁波を受けても動作に異常が起きないような設計になっており、テストもしているはずだ。
それなら、ペースメーカに影響を与えるから携帯を使うなとか、電車でアナウンスが流れているが、あれはなんなの?
携帯程度の電波でペースメーカが破壊されるなら、東京タワーの半径数10キロ以内にペースメーカを装着した人が近づいたら『死亡』しているはずだ。
つまりは、携帯電話の電波程度では、ペースメーカが壊れないことを業界自体が認めたようなものである。
思わぬところで、『世間の常識』が単なる無知であることが暴露されたことになる。