佐藤首相、これまたお懐かしい | パイプと煙と愚痴と

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オヤジがガキの頃は、総理と言えば『佐藤首相』しか知らなかったくらい長期政権をとった大宰相です。

ノーベル平和賞をとった佐藤元首相が、米国に中国への核使用を迫ったのは意外な感じもするが、当時としては当然のことだろう。

高度成長期に入ったとは言え、冷戦の真っ最中、北は旧ソ連南は中国の脅威に晒され、自衛隊はまだまだ三流の軍隊だったのだから、我が国の安全保障を考えれば、当然の要求だったのだろう。

中国に対する核攻撃といえば、朝鮮戦争時にマッカーサーが北京核攻撃を進言して解任されたことで有名であるが、あのとき北京に核爆弾が落ちていれば、今でも中国は毛沢東派と蒋介石派で内戦をしていたかもしれない。

ちなみに、沖縄本土復帰時にも台湾による沖縄侵攻計画があったのが明らかになっている。沖縄から米軍が引き上げた隙を狙って、沖縄を台湾に編入しようとした蒋介石の陰謀であったが、これまた佐藤首相の米軍基地存続の決断により阻止された。

やはり、戦後の大宰相であるのは確かなようだ。

佐藤首相引退後、自民党は所謂、三角大福中の大混戦状態になる。三角大福中ってのは、今の人は知らないかも知れないが、三木、田中、福田、大平、中曽根元首相のことで、この4者(大平首相は在任中に死亡)による猛烈な権力闘争が、自民党が長期政権にも関わらず腐敗しなかった要因の一つだ。

なにか小泉長期政権後の自民の混乱に似ていますね。しかし、安倍、福田、麻生と二代目、三代目となると、大人しくなると言おうか、権力闘争さえおきなくなってしまうんですね。これが今の自民党の一番の問題かな。