宇宙飛行士が組織するという『士宇宙探検家協会』が、小惑星衝突の危険性について発表したという記事だ。
小惑星が地球に衝突する確率というのは、ある程度判明しているから、衝突するのは時間の問題だ。
問題は、小惑星の大きさだ。諸説あるが、直径10キロを超える小惑星が衝突した場合、人類はほぼ絶滅間違いなしだ。
しかも、これを防ぐ手段は現段階では、人類は全く持ち合わせていない。
昔のB級SF映画では、核爆弾を使って破壊する方法がよく使われたが、現在ではこの方法では不可能なことが判明した。
理由は簡単、小惑星に核爆弾をぶつける方法がないのだ。捨てるほどあるICBMでは、ほんの少し大気圏を離脱するだけの能力しかない。
仮に小惑星まで到達可能なミサイルが開発できたとしても、メガトン級の水爆くらいでは、直径10キロを超える小惑星はびくともしない。
最近のSF映画では、この点を修正して、小惑星に着陸して、地下深く穴を掘り、そこで核爆弾を爆発させる方法に『修正』している。
この方法なら、小惑星の破壊や軌道修正は不可能ではないが、惑星間を航行できる有人宇宙船は、現段階では存在しない。
つまりは、小惑星衝突の事態に対して、人類は『お手上げ』なのである。