ローマ法王庁が、徳川幕府によるキリシタン殉教者を『福者』にするという記事を見つけた。
徳川幕府のキリシタン弾圧が苛烈を極めたことは史実であるが、それには理由がある。
当時の最強国スペインは、非キリスト教国にます宣教師を送り込み、クリスチャン化を行い、その後、キリスト教徒を手先として『植民地化』を行っていたのは、これまた『史実』である。
当時のキリシタンは言わば、スペインの『植民地化政策』の手先、我が国を異教徒に売り飛ばす『国賊』であったともいえる。
幕府のキリシタンへの弾圧が苛烈を極めたのは確かだが、スペインが異教徒に対して行った弾圧もまた『苛烈』であった。
インカ帝国などは、王族を根絶やしにされた上に、言語、文化まで全て抹殺されたのだ。
それはともかく、長崎で殉教した188人だけが『福者』に列せられるとは、これまたカソリックのインチキなところである。
日本で最大のキリシタンへの弾圧は、『島原の乱』であろう。一説によれば、幕府の攻撃により『殉教』したのは3万7千人とも言われる。
これらの人々が『福者』に列せられないのは何故であろう?
ローマ法王に質したいものだ。