ロシアの原潜『ネルパ』の事故原因が、発表された。
原潜事故の原因まで、公表されるのは極めて珍しいから、ミリタリーネタとして記録しておこう。
ロシアの事故調査委員会は、水兵が無断で消火装置を作動させた『ヒューマンエラー』であると発表した。
すでに消火装置を作動させたと水兵も認めているそうだが、その理由が『特になし』ということだから、これは解せない。
一般的に潜水艦の乗組員は、水上艦の乗組員よりも高度な技能と適性が要求され、厳しい訓練を受けているはずなのに、『意味もない』行動を取るのだろうか?
仮に『意味不明のヒューマンエラー』だとしても、その後の艦長の対応は適切だったのだろうか?
火災や放射能漏れが実際に起きていないのであれば、前に書いたとおり、浮上してしまえば艦内の空気の入れ換えは迅速にできるはず。
試験航海で定員をはるかに超える技術者を乗船させていて、深深度航行をしていたとも思えない。
ここら辺は、もう情報は出てこないかもしれない。
取りあえずの『事故報告』をしただけでもロシアも少しは『開かれた国』になったとも言える。