原潜事故ってのは、滅多に公表されないが、万一の放射線漏れ、搭載核ミサイルへの危険性を考えると、『極めて重大な事故』なのだ。
その割には、日本のマスコミは、米原潜が日本に寄港するときは『原潜寄港反対派』を必ず報道するのに、原潜事故については大して報道しないのはなぜだろう。
昨日は、ロシア原潜『ネルパ』で死者20名以上と、各テレビ局に新聞社も報道したものの、今日になってからはほとんど報道がないように思う。
日本にとって大事なのは、ロシア人に死者が何名出たかではなく、何が原因で事故が発生したかだ。
『ネルパ』が試験航行していたのは日本海だ。ここで、ロシア原潜の炉心がメルトダウンを起こしたらどうなるかは、誰でもわかるだろう。
それはさておき、昨日の記事でオヤジは『メルパ』のガスマスク装備不足、訓練不足を指摘したが、ロシア海軍元高官も同様の意見のようだ。
それに加えて、『ネルパ』が高度に自動化されていたことも原因と、同ロシア元高官は指摘している。
具体的に、どの部分が自動化されていたのか言及がないが、事故から類推するとダメコン関連ではないかと思う。
潜水艦の自動化については、ロシア海軍だけでなく、海上自衛隊の潜水艦についても言える。
海自の最新鋭潜水艦は性能向上だけでなく、乗組員不足からも高度に自動化が進められたと聞く。この点からもロシアの原潜事故は他山の石ではないのだ。