若手力士、リンチ殺人事件の裁判が始まったが、さっそく罪のなすりつけあいの様相である。
弟子の所為にしている元親方。
親方の所為にしている元力士
まさにこの親方にして、この弟子ありってところである。
どちらが殺害を指示したのか、誰が殺害を実行したのかは裁判に任せることにしよう。
しかし、それ以前に、『力士』には『士』の文字が入ることを、コイツらは全く忘れている。
『士分』を名乗る以上、礼儀作法もさることながら、『自分で考え決断する』ことができる人間であることを示しているのだ。
たとえ『親方』の指示であったとしても、『親方』が常識をはずれた『指示』をしたなら、『親方』を『殴る』のがスジでしょう。
それで、『力士』を辞めさせられたとして、ソイツは立派な『力士』という『士分』を全うしたことになります。
逆に『弟子』が『暴走』したなら、それを止めて『指導』するのが、『親方』の責任であることは言うまでもない。
つまり、『親方』も『弟子』も武道家のまえに『人間失格』であっったことは確かだ。