来年まで残っていたら、それなりに読む価値がある本の証拠だって意味ですが、昨今は世知辛くなったようだ。
NHKの特集ニュースによると、この頃の読書家たちの読書の決め手は『ランキング』なのだそうだ。
さらに出版不況により、出版社は自転車操業で出版点数は増加の一途だから、来年と言わず、ランキング次第では、店頭に並んだ翌日には撤去となることもあるらしい。
これじゃ、『本』も『著者』も育つ余裕がないでしょう。
それは、読書する人たちも同じことです。『ベストセラーは、必ずしも良書にあらず』の格言は今でも生きてますから。
『ランキング本』を追っかける読者も、これまた読書家として育つことはないでしょう。
『ランキング本』を読むくらいなら、オヤジなら『古典』を読みますね。
『青空文庫』みたいに著作権切れの『本』なら、ネットで無料で読めるのに、わざわざ高い金払って、わけのわからん『ランキング本』に飛びつく気はしませんよ。
もちろん、『古典』になりうる『ランキング本』もあるわけですから、オヤジも暇があれば、本屋をまわります。
しかし、『ランキング』や『帯』だけで買うことはしません。
何となく気になるタイトルを見つけたら、必ず最初の数ページは読むことにしています。
小説は最初の数ページで決まるって言ったのは、確か昔のアメリカのベストセラー作家ですが、これは今でも言えてます。
さらに読みたくなったら、『買う』価値ありです。
推理小説ではお薦めできませんが、貧乏オヤジの場合はさらにペラペラとざっと最後まで目を通します。
それでも読みたいとなって、やっと本をレジに持っていくことにしてます。
この間、活字を読み慣れた人なら数分でしょう。大きな本屋なら、別に1時間くらい居座ったって文句言われないでしょう。(文句つけるような本屋には二度と行かない!)
これくらいの手間を惜しむようでは、『読書家』とは言えないと思うんですがねぇ……