どうも飛行機の世界では、『2階建ては成功しない』というジンクスがあるようです。
おなじみのB-747一族も2階建てと言えば、2階建てですが、半2階建てと言うのが正しいでしょう。
総2階建ての飛行機は、過去には随分計画、試験機の段階まで行った機体は少なくないのですが、旅客機で実用化したものはありませんでした。
例外として成功したのは、米軍のC-5ギャラクシー輸送機くらいのものですか。
もっとも物資輸送が本職ですから、通常、兵士は2階に押し込められることになります。
ちなみに、B-747も当初は輸送機として開発されましたが、米軍からキャンセルされて民間機として転用されることになりました。
この場合は、運ぶ物資が多ければ、ついでに兵士もたくさん運びたいと思うのが人情です。この点で半2階建てのB-747は劣っていると、判断されたんでしょうか?
B-747も、その後、総2階建て計画があったのですが、建前としてマーケット事情にあわないとして、計画中止になりました。
マーケット事情もそうですが、A380を全席エコノミークラスにすると800名搭乗させることが可能だそうです。
万一、墜落したら目も当てられない……ってボーイング社の経営陣が怖じ気づいたところもあるようです。
実際、A380も全席エコノミークラス仕様ってのは今のところ発注されていないようです。
さて、A380は『総2階建て機は成功しない』のジンクスを破ることができるでしょうか?