映画館で観たから、見なくても良いんですけど、他のブロガーさんが『海洋大循環異常』で気温が低下するって記事を見つけて、頭をひねっておられました。
確かにCO2で地球温暖化が騒がれているのに、どうして寒冷化するのか、ちょっと分かりづらいですよね。
余計なお世話で、解説しておくと、正確には地球全体が寒冷化するのではなく、部分的に寒冷化するおそれがあるということです。
地球の気温がある範囲で一定しているのは、広大な海洋のおかげです。
赤道で熱せられた海水は海流となって、北に向かい、北極海で冷やされて沈み込み、また南に向かいます。
これを海洋大循環と言いますが、要は自然が作った、ラジエーターです。
この海洋大循環が正常に稼働していれば、地球の各地域の気温は安定しています。
しかし、近年の地球の温暖化により、北極海の氷が大量に溶け出しています。
氷は真水ですから、海水より比重が軽いわけですから、海面の表層を覆うことになります。
このため、海洋大循環で運ばれてきた海水は、溶け出した氷からできた部分でブロックされ、そこで沈み込むことになります。
つまり赤道付近で温められた海水が、高緯度に達しないうちに沈み込み、一方、氷が溶け出した冷たい海水が、北極地方から低緯度地方を覆うことになり、局地的(と行ってもヨーロッパ、北米)の気温は一気に低下するおそれがあります。
この説も当初は、トンデモ説の一種だったのですが、近年の観測によって、現実味が出てきたそうです。
実際、過去にはこれと同じ現象が実際に起きたことも、地質学的に証明されているようです。
『デイ・アフター・トゥモロー』は、お気楽ハリウッドSF映画ですから、異常気象はすぐに回復する設定になってますが、実際に発生すれば、100~1000年続く可能性が高いそうです。
もし、発生すれば、北米の食料生産はほぼ不可能になりますから、人類全体に壊滅的打撃を与えることは確かでしょう。
しかも、CO2による気温上昇が深刻化する以前に発生する可能性が高いのは、去年の北極海の氷が歴史上最小になったことでもわかるでしょう。
おそらく、段々異常気象の頻度が高くなり、ある日突然に……の可能性が一番高いでしょうね。
取りあえず、『バレーボール』見る暇があった人は『デイ・アフター・トゥモロー』も見ておいた方が良いでしょうね。
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