チベット暴動の影響は中国国内から国際的に拡散しはじめたようだ。
チベットに外国人記者を招いた途端に、この始末である。
外国人記者の前に、寺院に軟禁されていた僧侶が殺到、中国共産党政府の批判を初めてしまった。
これで、折角、外国人記者に良いところ見せようとした中国共産党政府のたくらみは大失敗に終わった。
それでも……
まあ、共産主義者ってのは面の皮が厚くないとできないらしく、白地らしく良いわけを続けている。
もちろん、こんな言い訳が通るほど、世界は甘くない。
ポーランドは首相、大統領ともに北京オリンピック開会式欠席を早々に宣言している。
フランス大統領も、憂慮中とのことである。
いまのところ、開会式欠席程度で済んでいるが、これ以上、中国共産党政府が、たとえ国内だろうと傍若無人の振る舞いを続ければ、確実に『北京オリンピック』ボイコットに発展することは言うまでもないだろう。