三島と猫 | パイプと煙と愚痴と

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単なるオヤジの愚痴です。

やっと花粉症か風邪だかわからないが、昨日まで咳き込んでいた状況から解放されたので、パイプを吹かしている。

しかし、まだ活字を追うほど気力がないので、先日、まとめて仕入れた本をペラペラと眺めている。

その中の一冊の『作家の猫』に面白い写真があった。
それがこれである……

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この作家さんなら、若い人でもご存じの方も多いだろう。
三島由紀夫である。本の但し書きには昭和30年に自宅書斎で撮影されたとある。

不勉強なモノで三島由紀夫が『猫好き』だったとは知らなかったが、解説を読んで思い出した。

『午後の曳航』の重要な場面に猫が登場していたのだ。
子供達(明らかに比喩的象徴的存在だ)が猫を残虐に殺し、解剖するシーンがあった。

どう読んでも『猫好き』の人間が書きそうに見えないところが、天才と呼ばれた所以なのか。
解説によれば、猫のために机の抽出にいつも『煮干し』が入っていたが、細君が猫嫌いで、母に預け、三島の方から猫に『面会』に行ったというオチまでついている。

それにしても、三島の写真はどれを見ても、しっかりポーズをつけているように見えるのが面白い。
作家の『仮面』を決して、外すことはなかったということか……

『作家と猫』の組み合わせは、昔から相性が良いみたいですね。
暇つぶしには面白い本です。次は『作家の犬』を眺めますか……
夏目 房之介, 青木 玉, 常盤 新平 ほか
作家の猫 (コロナ・ブックス)