万能でなかった『神の盾』 | パイプと煙と愚痴と

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海自イージス艦『あたご』と漁船の衝突事故は、まことに痛ましい事故ではあったが、またしても、イージス艦の弱点が出たともいえる。

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『戦艦』が全て退役した現在、最強の水上戦闘艦と言われるが、意外にも被弾、事故も、また多い艦である。
イラン・イラク戦争のときには、米イージス艦『スターク』がイラク(当時は友軍)の戦闘機に、対艦ミサイルを誤射され、命中、大破した事故は有名である。

また、米イージス艦『ビンセンス』は接近した旅客機を敵機と間違えて、撃墜した事故もある。

最近では、同じく米イージス艦『コール』が、イエメンでテロリストの小型艇による自爆テロで大破した事件もある。

こうしてみると、自慢のイージスシステムが万能でないばかりか、水上レーダーにも盲点があることがわかる。

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水上レーダー、航海レーダーの使用状況が不明だが、どちらも発見できなかった、あるいは『見落とし』によるヒューマンエラーのどちらかの可能性が高い。

もちろん、最新鋭艦といえども、目視による監視も行っているはずであるから、二重、三重のミスが重なったことも考えられるだろう。

ここら辺は、調査結果がでるまで何とも言えないが、『万能の盾』に思わぬ弱点があったことは確かだ。