なにせ、積ん読にしてある本は山とあるので、こんなときは便利だ。
なんとなく、引っ張り出したのは、『ホーキング、宇宙を語る』、20年近く前の本だ。
しかし、開いた途端に目眩がしてきた。
ホーキング博士の後ろに並んだ、数式が目に飛び込んできたからだ。
オヤジは大の数学嫌いなのだ。
しかし、次のページを読んで笑えた。
『数式を一つ入れるたびに、売れ行きは半減すると教えてくれた人がいる』とホーキング博士は書いている。
さすが、天才物理学者だけあって、経済学にも通じているらしい。
だが、早くも眠気が出てきましたよ。
2ページ目で早くも挫折、パイプの出番となる。
今日、いつものタバコ屋でもらったパイプ用の百円ライターをいじりだす。
『RIO』という聞いたことがないメーカーだ。
裏返すと、『CHINA』の文字がある。
圧電着火式で、レバーの感触も良い。『CHINA』恐るべしだな……
パイプから煙りを吹き上げると、もう読む気がしない。
ところで、画像の数式は誰が書いたのだろう? ホーキング博士は自分で書けるはずはないから、弟子にでも書かせたのだろうか?
博士とコミュニケーションできる人物ってのも大したもんだ……って、さらに関係ないことに思考がビッグバンを始めた。
こりゃ読書はもう無理だな。またアルコールが無難かな!
- スティーヴン・W. ホーキング, 林 一
- ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで