まずはその1、アメリカから発射された模擬弾頭です。
弾道ミサイル発射を検知した、「こんごう」はただちにSM3を発射します。
模擬弾頭とSM-3の位置関係はこんな感じです。
弾道ミサイルの速度が極めて速いので、大気圏外(100Km上空と言われる)で、迎撃しなければいけないのが、一番、弾道弾ミサイル迎撃技術の困難なところです。
そして、大気圏外で迎撃に成功した瞬間の画像が、これです。撮影は米軍の赤外線望遠鏡によるものらしいです。
SM3には、爆薬は搭載されていません。敵弾頭に体当たりするだけですが、相対速度でマッハ数十に達するわけですから、命中すれば敵弾頭は、このように衝突の摩擦熱で一瞬にして蒸気と化して消滅してしまいます。
さらについでに、「こんごう」CIC内のサービスカットまでありました。
まさに、怒濤の歓喜拍手喝采ってところですね。
取り敢えず、祝、迎撃実験成功!です。
しかし、SM3対応改修は、まだ「こんごう」一隻のみ。
海自の全イージス艦の改修が終わるのは、まだまだ数年以上かかります。
これから、ミサイル防衛が完了するまでの間が、一番危険な時期になったとも言えます。