この事件は、単に一職員の不祥事だけではない。
裏には、この手の観光商売の連中の暗躍もあるのだ。
世界遺産は商売のためにやるものではない。
『人類の貴重な文化遺産』を後世に正しく残すためにあるのだ。
鎌倉市がなかなか国から指定を受けられないのも、さすがに国はそこら辺の商売がらみの連中の動きを見ているからだろう。
オヤジのように鎌倉生まれの人間からすれば、次のおねえさんの意見とまったく同じだ。
確かに、少なくとも30年前なら800年前から続く要塞都市としての姿をほぼ残していた鎌倉は、『世界遺産』に相応しいものだったと思う。
しかし、それから乱開発の連続、無節操な観光地化で、昔の面影は今日でも日々失われていくばかりだ。
残念ながら、今の鎌倉は観光地としての価値はあっても、『世界遺産』としての価値は微塵もない。
そんなことくらいは、この人が一番知っていることだろう。
これだけ、不祥事を起こしても、まだ『世界遺産登録』を目指す鎌倉市長である。
今回の偽造事件の最高管理責任者として、市長にも重大な責任がある。
武家の古都を標榜するなら、腹を切れ!