『テロ国家指定解除』を巡って、日米綱引き状態のようであるが、日本のミサイル防衛は着々と進んでいるようである。
通称、パトリオットPAC3(防衛省は英語の発音のペイトリオットと呼称しているらしい)の移動展開訓練が、12月から都内、新宿御苑等10ヶ所で行われるそうだ。
パトリオットPAC3は射程、20Kmと短いために、入間基地からでは都内を防衛できないからだ。
しかも、ミサイル本体以外にレーダー、管制システム、それに人員を合わせると数十両の車両が必要と言われている。
ミサイル攻撃を察知する大分前から、部隊を展開しておかなければ意味がないから、訓練も重要なのだろう。
イージス艦「こんごう」のSM3対応改修も終了して、同じく12月に実射訓練を行うそうだ。
これで、最小限のミサイル防衛は可能になったわけだが、日本全土の防衛にはほど遠い。
しかし、北朝鮮の中距離弾道弾、中国のICBMが日本に照準を合わせている以上、ミサイル防衛は漸次配備されるんでしょうね。
ついでながら、SM3、PAC3は中距離弾道弾迎撃用で、ICBMのようなより高速な弾道弾には対応していない。
また、韓国が配備している巡航ミサイルには、そもそも役に立たないことを付け加えておこう。