この頃、サッカーの試合を観るようになった。
と言っても、ブログ友達にオフサイドの説明をしてもらったが、未だに理解できていないレベルだ。
しかし、オウンゴールくらいはわかる。
もっとも、オウンゴールについて知ったのは、サッカーではなく、飛行機のお陰だ。
写真が、世界初、オウンゴールを決めたF-11Aタイガー戦闘機だ。
1966年のことだから、大分、昔であるが、この戦闘機、F-8との競争に敗れ、寂しく引退かというところで、航空史に残る、大記録を作ってくれた。
それは、テストパイロット、アトリッジ氏の操縦によるところが大きい。
テストパイロットといっても、みんなイェーガー将軍みたいに名パイロットというわけではない。
アトリッジ氏のように迷パイロットだっている。
それはアトリッジ氏、F-11Aの機関砲による地上射撃のテストを行ったときにおきた。
地上の目標に向けて、20mm機関砲を発射したまでは良かったが、アトリッジ氏、発射後、なぜか機体をさらにダイブ(急降下させた)。
そのままでは、当然のごとく地上に激突するので、適当なところで機体を引き上げた、そのときだった。
F-11Aが自ら発射した、20mm機関砲弾が命中したのだ。
要は、急降下しすぎて、『弾丸よりも早く』飛んでしまったのだ。
命中弾、実に3発、おそらく演習用の火薬が入ってない弾丸だったから助かったのだろう。
それでも、機体は操縦不能、アトリッジ氏は、墜落寸前脱出に成功したそうだ。
以後、アトリッジ氏は勲章の代りに『世界で初めて自分の撃った機関砲弾を追い越し、それに撃墜されたパイロット』(世界の珍飛行機図鑑より引用)の称号が与えられたそうだ。
まったく、飛行機事故ってのは実に多種多様、信じられないことが起きるようです。
- 西村 直紀, タスクフォース1
- 続・世界の珍飛行機図鑑―それは奇想天外な機体だったか!?
