人は城、人は石垣、ホモ達は大事にしよう。 | パイプと煙と愚痴と

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単なるオヤジの愚痴です。

年々、NHK大河ドラマは面白くなくなりますね。

それは、散々、歴史モノやってたらネタが尽きるのも当然でしょう。

去年なんか、見栄張って嫁さんの金で馬買った以外にネタのない武将でした。

そして、今年は何回目かは知りませんが、またまた武田モノです。


少しは新味を出したらどうでしょう?

大体、武田家は勝頼の代で滅びたので、記録は散逸し、世に知られるのは『甲陽軍鑑』くらいです。


『甲陽軍鑑』の作者については、諸説ありますが、スポンサーは信玄最愛の人、高坂弾正であるのは、ほぼ確かなようです。

お堅いNHKは、決まって信玄最愛の人を、諏訪御料人にしてくれますが、これこそ日本史改ざんです。少年少女にも正しい日本史を教えなくてはいけません。

なんたって、信玄直筆のラブレターまで残ってるのは高坂弾正だけなんですから、誤魔化そうって方が悪い。


ちなみに信玄の男色趣味について、当時では特に珍しいことではありません。

ざっと、有名どころを挙げても、織田信長、武田信玄、徳川家光、宮本武蔵、柳生十兵衛などが愛好者として有名です。


もっとも当時の男色は、命懸け、生涯を掛けた付き合いですから、そんなに甘いモノではなかったようです。


実際、信長最愛の蘭丸は、本能寺で主と共に炎の中に消えたし、信玄最愛の高坂弾正は「甲陽軍鑑」で亡き主君の遺徳を後世に残しました。

武蔵は、見所のある少年を数多く養子にして育て上げたことでも有名です。一兵法者に過ぎない武蔵の業績が今日に確かに残るのは、彼の養子の一人、小笠原藩家老宮本伊織が養父の顕彰碑を建てたことによることが大きいのです。


このように、当時の男色関係は、ある意味、異性の伴侶以上の深くきつい結びつきであったことが伺われます。もっとも、十兵衛のように、痴話喧嘩(堀り方が悪かったとか、囓ってしまったとか諸説ある)で追放の憂き目にあうこともあるから、ベッドマナーも大変みたいでした(十兵衛は後に許されたところを見ると、名器の持ち主であったのかも知れない)。


そんなわけで、面白くないNHK大河ドラマ『風林火山』も、信玄と高坂弾正のラブロマンスに書き換えてみたらいかがでしょう?

案外、一部(でないかもしれないが)の熱烈なファンで大ヒットになるかもしれません。


ついでながら、山本勘介については、昔は、その存在すら疑われていた人物ですが、近年の調査で実在したことは確かですが、『軍師』説は持ち上げすぎでしょう。これも一説には、「甲陽軍鑑」の執筆者の一人が山本勘介の縁者であったからとの説もあります。


それはともかく、「甲陽軍鑑」については一読の価値はあります。



koyo

オヤジのコレクションは、全640ページの豪華装丁本です。(残念ながら現在は古書しか入手できないと思います)


こんな本が、現在でも多数出版されているのも、高坂弾正が亡き最愛の主人の遺徳を書き残させたからこそです。


皆さんも、くれぐれもホモ達を大切にしましょう。

佐藤 正英
甲陽軍鑑