例年、お盆前後はニュースも夏枯れの時期なのに、今年はどうしたんでしょう。
金もなく、暇つぶしにBlogを書くことくらいしかない、貧乏オヤジにはうれしいですが、事故ネタは余り気分が良くありません。
上の写真は、昨日のJAL機、エンジン爆発事故の決定的瞬間です。
御難続きのNHKにしては、久々の特ダネではないでしょうか。
飛行中の航空機のエンジン爆発の瞬間を捉えたのは、世界的にも珍しいでしょう。
事故原因は調査中のようですが、飛散した部品をテレビで見ると、どうやらジェットエンジンの高圧側タービンブレードのようです。
今のジェットエンジンは、鳥を吸い込んだ位ではびくともしません。
しかし、高圧側のタービンブレードが破壊されたとなると、これは大問題です。
高圧側は、千数百度の燃焼室内で回転しているタービンブレードで、チタン製で、内部は冷却用のエアが通っている複雑な構造です。
それだけに、日頃のチェックも厳しいはずなのに、これだけ破壊されたとなると、整備ミスの可能性もあるでしょう。
事故機を見ると、すでにフラップが引き上げられていますから、離陸体勢から巡航体勢に入る時期だったようです。
離陸時の低速の状態で、エンジンが停止したら、後はパイロットの腕任せになっていたでしょう。
ちなみに、1989年のUA232便の事故も、今回と同型のDC-10です。
このときは、真ん中のエンジンが爆発、油圧システムを全て破壊してしまい、日航123便と、同じく操縦不能になりました。
しかし、たまたま乗り合わせた飛行教官が、日航の事故を教訓にエンジン操作のみでコントロールする方法をシミュレータで学習していたのが幸いでした。
結局、不時着には失敗、乗客乗員296名中、112名が死亡する大惨事になりましたが、184名は生還したことは、ほとんど奇蹟と言っていいでしょう。
しかし、奇蹟は二度は起きません。再発防止に関係者は全力で望んでもらいたいものです。