「大事は軽く」だよ、中間派の先生達へ。 | パイプと煙と愚痴と

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「郵政法案」など、庶民にはどうでもいいことではあるが、一つ腹立たしいことがある。
それは、いつまで経っても態度を決めない、所謂、中間派の存在である。
高く売ろうという魂胆なのか、漁夫の利を得ようというつもりなのか、単に知能がないのか(大仁田先生のことではありません)わからないが、こんな連中が、国政の中枢にいることは日本にとって不幸なことである。
そんな連中に一つ言葉を贈ろう。

「大事は軽く」



「葉隠」の言葉である。「葉隠」は、山本常朝が江戸時代に武士道について説いた著作として、有名だが、その深い処世訓は、現代でも十分に通用する。
上の言葉は、大事については、平静から常に考えておくべきことであるから、いざ有事のときは、素早く決断しなければならない、と言う意味である。
ちなみに、「大事は軽く」の後に、「小事は重く」と続く。些細なこと、つまらない事は、放っておいても構わないということだろう。

そう言う意味では、参議院の中間派と称する先生達は、「郵政法案」など、どうでも良いと思っているのかも知れない。

「葉隠」にはもう一つ、有名な言葉がある。

「武士道はいふは、死ぬ事と見つけたり」



これは、後年、曲解されているが、別に著者は、死ぬことが美徳としているわけではない。
二者択一の決断を求められたときは、早く解決する方を選びなさいと主張しているのだ。
ここら辺、孫子の「兵は拙速を聞く」に通じるところがある。
武士の場合は、速戦即決と言うことである。
確かに、籠城戦で勝利するが難しいことは、戦史から証明されている。

嫌な言葉だが、世の中には「ごね得」と言うのがある。
一部には、粘り勝ちが良いような風潮もある。
しかし、勝負には必ず相手がいるもので、「ごね得」の「粘り勝ち」で、一度は勝ったところで、その後はどうなるだろう。

「裏切りは大好きだが、裏切り者は大嫌いだ」



うろ覚えだが、チャーチルの言葉だと思う。
旗色不鮮明、表裏比興の者達の末路は厳しい。
嘘だと思うなら、もう一度日本史を勉強してみることだ。

ところで、全く便利になったもので、「葉隠」も難しい解説書を読まなくても、マンガで済む時代になっていた。
ご一読をお薦めする。

赤塚 不二夫
葉隠―死ぬ気の意思決定