200日支持線が「命綱」? 好調部品株や内需の穴株に狙い | 悪あがきのいくちゃん!

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どんなことにも想像力を働かさないとね~

誤字脱字が多くてすみません・・・

 「黒字化は達成したが、株価は急落」。かつてほどの影響はないものの、14日の日本株はソニー(6758)の今期計画が市場予想を下回ったことも手伝って、反落した。

 13日のNYダウ平均株価が軟調だったこともあるが、結局、詰まるところは、欧州発のソブリンリスクが鎮静化したかどうか、見極めが付かない。そのため、腰が入った買いは続かないということか。例えば著名投資家のジム・ロジャーズ氏はロイター社へのインタビューで「ユーロは内部からの腐食が続き、いずれ完全に消滅するだろう」と不気味な予想を行っている。

 だが、逆にいえばここまで悪材料が出ていても、日経平均株価は200日移動平均線を下支えに踏ん張っている。決算発表はピークを超えたが、日経平均の今期PERは、保守的な予想を勘案すれば、実質的には20倍をかなり下回る水準であり、割高感はない。気になる今後の需給も「米国の投資家は、欧州株についてはユーロ懸念、アジア株は中国の引き締め懸念で買いにくく、消去法的に日本株を買いたいという意見が多い」(菊地正俊・メリルリンチ日本証券チーフ株式ストラテジスト)と、決して見放されたわけではない。

 17日には3月の機械受注が発表になる。当面、相場は大枠で日柄調整が続くと見るが、この指標には注目したい。5月10日の会員向け配信号ではルック(8029)がおかげさまで注目時株価より、66%上昇、気を吐いた。今号(5月17日号)についても大型株は避け、業績回復が続く部品株や、内需の穴的な存在をピックアップしている。もちろん、為替が落ち着けば大型株のリバウンドを狙いたいが、一方で下値への警戒は決して怠ってはならない。