2021年5月12日、オランダ王室マキシマ王妃50歳の誕生日を記念するコンサートが翌週の誕生日に先立ってハーグのロイヤルシアターカレ(王立カレ劇場)で開催されました。





コンサートは“Queen Maxima: a Life Full of Music”(マキシマ王妃:音楽に満ちた人生)と題されており、テレビスペシャルとして放映されました。



More Music in the Classroomの名誉会長であるマキシマ王妃は、祝賀プログラムの中で音楽のバースデーケーキを受け取りました。  More Music in the Classroomによると、ケーキには翌週(5月17日)の女王の誕生日を記念して50本のキャンドルが飾られ、オランダとカリブ海のすべての小学生に構造音楽教育を提供したいというマキシマ王妃の願いを表したそうです。



ウィレム=アレクサンダー国王の母親であるベアトリクス王女(83)もコンサートで家族に加わりました。 ベアトリクス王女は女王でしたが、2013年に王位を息子に譲ってからはprincessの称号に戻っています。




マキシマ王妃は、オランダのファッションデザイナーであるIris van Herpen(アイリス・ファン・ヘルペン)によるヌード錯覚があるドレスにダイヤモンドとエメラルドの宝石を合わせました。

上半身だけ見るとフィギュアスケートの衣裳のようですね。





ダイヤモンドとエメラルドのネックレスと右手の指輪は、どちらもオランダのエメラルドパリュールから作られています。 このセットは、1899年にオランダのエンマ王太后から娘のウィルヘルミナ女王(ベアトリクス王女の祖母)への贈り物として作られたものです。

ダイヤモンドで囲まれた洋ナシの形をしたエメラルドが特徴のイヤリングは、マキシマ王妃の個人的なジュエリーコレクションの1つ。右手首にある格子状のダイヤモンドとエメラルドのブレスレットは、19世紀の終わりにウィルヘルミナ女王が最初に着用したと言われるオランダ王室に伝わるジュエリーです。




左手首につけていたエメラルドとダイヤモンドのバングルも、王室に伝わるジュエリーだと思われます。

マキシマ王妃はダイヤモンドとエメラルドの蝶のブローチを髪飾りとして身に着けていました。 このブローチはウィレム3世からエンマ王妃への贈り物でした。





Needle&Threadの黒地にピンク、青、白の花柄ドレスに黒いショールを合わせてエレガントな装いです。将来のオランダ女王は17歳には見えない貫禄があります。


アマリア王女はマキシマ王妃のイヤリングを身に付けていました。三姉妹の成長と共にジュエリーの貸し出しや譲る事も多くなるのでしょう。



長女のカタリナ=アマリア王女は祖母のベアトリクス王女を気遣う様子が印象的でした。

2013年の戴冠式での三姉妹の印象が強いのですが、祖母を見下ろす程大きく成長されました!


屋内へ入るときにはマスクを着用されました。






次女アレクシア王女(15)
赤毛にグリーンのドレスがまるでリトルマーメイドのアリエルのようです。


maje
STRETCH LUREX FABRIC DRESS WITH RUFFLES
$525(約57,000円)




末っ子アリアーネ王女(14)は、コーラルピンクの花のディテールが施されたクリーム色のロングドレスを着用。長女のカタリナ=アマリア王女のドレスと同じくNeedle&Threadのものです。姉達や母と同じようにショールを身に着けていました。


次女アレクシア王女のウェッジソールが気になります。このような場面ではカジュアルすぎるような…
本人のこだわりなのかもしれませんが、ドレスの丈も王妃や姉妹のようにロング丈で合わせたほうがスマートだったと思います。三姉妹の中で顔が一番マキシマ王妃に似ているアレクシア王女ですが、自己主張が強そうな印象です。


今時の女の子アレクシア王女のTikTok動画も過去の記事で紹介しました。
↓下記記事の後半で紹介しています


 
先月のKing's day(国王の日)にアイントホーフェンを訪問した時にも丈の短い衣裳でした。三女アリアーネ王女の方が14歳に見えないファッションですね。アレクシア王女が年相応なのでしょうか。

この時着用したジャガードニットのジャケットとワンピースのブランドは今回と同様にmajeでした。
王女のお気に入りブランドのようです。


コンサート終了後…


マスクを外すカタリナ=アマリア王女にアクシデントです。マスクとイヤリングが引っ掛かってしまったようです。



家族がサポートするなか、アレクシア王女は「お姉ちゃん何してるのよ~」という感じですね。






まだまだ続くコロナ禍で珍しくロイヤルファミリー達の華やかなドレスアップを見ることができました!マキシマ王妃おめでとうございます!




50歳の誕生日を記念し、これまで公開されていないものも含む5枚の写真からなる新しい記念切手がリリースされました。



最大の切手はモノクロのクローズアップスナップで、1999年ニューヨークで撮影されたプライベート写真。当時20代だったマキシマ王妃は、頬にそばかすがあり、ブロンドの髪を下ろしたナチュナルなショットです。1999年ニューヨークといえばマキシマ王妃とウィレム=アレクサンダー国王が出会った場所です。結婚前のマキシマ王妃はニューヨークの銀行で働いていました。マキシマ王妃にとって人生を大きく変えたターニングポイントを表した写真なのでしょう。(2000年に交際が明かになり、2002年に結婚式を挙げました。)


オランダ王室の記事一覧→ 
人気の記事→ 
最近の記事→


関連記事


後半で次女アレクシア王女についても紹介しています





皇后陛下の第一ティアラは3way仕様? 

後半でオランダ王室のティアラも紹介しています


プリンセス達のウェッジソール 




以上です。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。