2021年2月18日、ルクセンブルク大公国のステファニー大公世子妃が37歳の誕生日を迎えました。
ステファニー大公世子妃は、1984年2月18日にベルギーの東フランダース地方のロンセで誕生。
ラノワ伯爵家の当主フィリップ・ド・ラノワ伯爵(Philippe de Lannoy)と、その妻でベルギー貴族のアリックス・デッラ・ファイユ・ド・ルーヴェルゲン(Alix della Faille de Leverghem)の間の第8子(四女)です。8人兄弟の末っ子で、伯爵家の居城アンヴェン城で育った正真正銘の伯爵令嬢です。
ラノワ家は13世紀のエノーの貴族にまでさかのぼり、そのメンバーは軍事指揮と国政で名を挙げ、 パヴィアの勝利者であるスルモナの第一王子であるシャルル・ド・ラノワの子孫は、1526年からImperial count/countess の称号(神聖ローマ帝国の称号)保持していました。ラノワ家の一族の一部はアメリカに移住し、名前をDelano(デラノ)に変更しました。
ラノワ家の分家デラノ家からはアメリカの第32代大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルトを輩出しています。
また、夫のギヨーム大公世子とも18世紀まで遡ると共通の先祖がいらっしゃるそうです。
ベルギーのロンセ、フランス、ブリュッセル、モスクワで教育を受けた後、ベルギーのルーヴァン・ラ・ヌーヴのルーヴァン大学(UCLouvain)でゲルマン学を専攻し、ベルリンのフンボルト大学で修士号も取得されました。オランダ語、フランス語、英語、ドイツ語に堪能で、ルクセンブルク語とロシア語も話すことができるそうです。美しく、家柄も良く、語学に堪能な才女。羨ましいです。
ベルリンでは、ベルギー大使館の後援の下、ワロン輸出外国投資庁でインターンとして働き、 ベルギーに戻ってからはブリュッセルの投資ファンド会社で働くなど、就労経験も積まれています。
ルクセンブルク大公国では長男よりも先に三男のルイ大公子が授かり婚という先例がありました。ギヨーム大公世子のお相手に国民も安心されたことでしょう。
過去の写真と見比べると近年はかなりふっくらされた印象ですが、上品な美しさは変わらず素敵な年の重ね方をされているようです。
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