2020年5月10日、ルクセンブルク公国に新たなロイヤルベビーが誕生しました。
シャルロット女大公産科病院(Grand Duchess Charlotte Maternity Hospital)のシャルロット女大公とはアンリ大公(現在の大公であり、チャールズ公子の祖父)の祖母にあたります。
ルクセンブルク公国のアンリ大公の長男であるギヨーム大公世子(38)とステファニー大公世子妃(36)の第一子として、ルクセンブルク市内のシャルロット女大公 産科病院で誕生しました。
次期大公であるギヨーム大公世子の第一子ですから、誕生したばかりのロイヤルベビーも将来の大公であり、産まれた時点で継承順位第二位です。
※ルクセンブルク大公の継承順位に性別は影響しないので、今回産まれた子が女の子でも順位は変わりません
ステファニー妃は、5月10日午前5時13分に第一子を出産されました。 出生体重は3,190 kg、50 cmでした。 母子ともに健康だと言われています。
未来のルクセンブルク大公は、チャールズ・ジャン・フィリップ・ジョゼフ・マリー・ギローム(Charles Jean Philippe Joseph Marie Guillaume)と名付けられました。
※読みをシャルル・ジャン・フィリップ・ジョゼフ・マリー・ギヨームと訂正します
新型コロナウィルスのパンデミックによる影響でアンリ大公とマリア=テレサ大公妃はビデオ通話で新しい家族と対面しました。
新生児、可愛らしいですね。
退院時の画像も公開されました。
チャールズ公子の誕生により、ルクセンブルク公国の大公位継承順位は変動しました。
チャールズ公子の誕生が無ければ、父に次いで中央のアマリア公女が将来の大公となる運命でした。
将来の世界の国王は女性が多くなる見込みですが、(オランダ・ベルギー・スウェーデン・スペイン)国王のお妃を選ぶよりも、女性君主の夫(王配)を探すのは難しそうですし、アマリア公女にとっても良かったのではないでしょうか。
ロイヤルファミリーにしてはかなりカジュアルなファッションですが、こちらの画像はYOUNG EMPIREという家具や衣類を展開するライフスタイルブランドのモデルを務めた時のもので今年の4月に公開されました。
ベルギーの貴族として産まれ、ルクセンブルク公室に嫁いだステファニー妃。
2012年に結婚されてから長い間お世継ぎを授からず、お二人にとってもプレッシャーがあったのではないでしょうか。さらに高齢出産、新型コロナウィルスのパンデミック、と不安もあったでしょうが無事に出産されて本当に良かったです!
チャールズ公子の成長が楽しみですね。
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