2019年12月10日、スウェーデンのストックホルムでノーベル賞授与式典が開催されました。
ノーベル賞はダイナマイトの発明者として知られるアルフレッド・ノーベルの遺言に従って1901年から始まった世界的な賞です。物理学、化学、生理学・ 医学、文学、平和および経済学の「5分野+1分野」で顕著な功績を残した人物に授与されますが、経済学賞だけはノーベルの遺言にはなく、スウェーデン国立銀行の設立300周年祝賀の一環としてノーベルの死後70年後にあたる1968年に設立されました。
カール16世グスタフ国王です。
日本の天皇陛下の即位礼正殿の儀では長女で皇太子のヴィクトリア王女と来日されました。
シルヴィア王妃のドレスはElie Saab 。
授賞式はノーベルの命日である毎年12月10日にストックホルムのコンサートホールで行われます。
ただし、平和賞だけはノルウェーのオスロの市庁舎で行われます。
ヴィクトリア王女はモノトーンのボリューミーなオフショルダードレス。
昨年のノーベル賞授賞式では母親のシルヴィア王妃が過去に着用していたドレスを着用されました。
この画像だとわかりやすいですが、バラの刺繍が入ったドレスです。よく見ると黒い生地の部分にも刺繍が施されています。
ソフィア妃とマデレーン王女のドレスが同じトーンの対照的な色で華やかです。マデレーン王女はフシアピンクのドレス、ソフィア妃はエレクトリックブルーのドレス。
ソフィア妃のタトゥーが目立ちます。
マデレーン王女のドレスのバックスタイルが素敵です。背中の部分がシースルーでくるみボタンが付いています。
日本からは吉野彰さんが授賞されました。
スウェーデン国王からノーベル化学賞のメダルと賞状を受けとる吉野さん。
授賞式の後にはストックホルムの市庁舎でスウェーデン王室と約1300人のゲストが参加する晩餐会が開かれました。
その後の晩餐会の様子です。
ヴィクトリア王女の夫ダニエル殿下とノーベル文学賞受賞者のオルガ・トカルクチュさん。
ソフィア妃とスイスの天文学者でノーベル物理学賞受賞者のディディエ・ケローさん。
吉野彰さんの奥様は和装で出席されました。
スウェーデン王室の女性達のジュエリーやヘアアレンジも素敵です。
スウェーデン王室、受賞者等が階段を登って退場すると晩餐会はお開きになり、ゴールデンホールという2階の別室で舞踏会が行われます。
注目はソフィア妃のティアラです。エレクトリックブルーのドレスに合わせたターコイズのティアラはウェディングギフトとして贈られ、自身の結婚式でも着用したティアラです。
結婚式ではエメラルドでしたが、パーツを付け替える事でエメラルド、パール、ダイヤのみの3パターンのバリエーションを持つティアラでしたが、今回新たにターコイズのパーツが追加されました。
(ソフィア妃のティアラのようにセッティングを変更して使用できる各国のティアラを紹介しています)
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