■□■ ペットを飼うにはモラルから ■□■

 ペットの飼育率は年々増加し、現在では3世帯のうち1世帯が何かしらのペットを飼っている時代です。
今やペットは人間社会に欠かすことのできない存在といえるでしょう。
そんな中、考えなければいけない問題も増えてきています。その代表的なのが、まわりの迷惑をかえりみない飼い主の増加です。

◆バカ飼い主が増えるのはペット業者にもその一因が!
 私もペット大好き人間の一人です。
子供の頃から両親の理解もあり、犬猫は勿論ペットと呼べるものは何でも飼い、観察することが大好きでした。
田舎で育ったから許されたのかも知れませんが、今後は間違いなく大都会でもペットを飼う方が増加していきます。


 ペットに対する近隣の理解を得るためにも、ぜひマナーのいい飼い主でありたいものです。
マナーはペットを飼う前から始まります。弊社日本ペットショップ協会の販売部門では、ペットをお買いあげいただく場合、最初にお問合せいただいた時に「飼育経験の有無、家族構成、飼育環境など」を聞くように心掛けています。
初心者の方には、まず本などで飼いたいペットについて学んでくださいと言っています。何も難しいことでありません。
犬でもその祖先を知りどんな性格なのか、家族構成から考え仲良くできるのか、誰が世話をするのか、どの位のコストがかかるのかなどを最低限の知識として持っていただかないと飼われた犬も家族も不幸な結果を招きます。
この予備知識も持とうとしないお客様には、残念ですがお売りしないことにしています。

 ペットのことを考えない飼い主は、間違いなくまわりの人のことも考えません。ですから、売れさえすれば良いと考えているペット販売業者が多いこともバカ飼い主を多くしている一因だと私は考えています。


◆信じられないバカ飼い主のケース事例

ペット業界に生きている一員として、マナーに関しては最も配慮しなければなりません。
そんな気持ちでいますと自ずと様々な事例に遭遇したり、そんな記事にも目ざとくなります。全国から寄せられたバカ飼い主の事例をご紹介しましょう!

ある喫茶店でのこと。犬を連れたお客様が入ってきた。
ここはペット同伴を認めていないはずなのに。店員も注意しない。
おしぼりが出てきたら自分の手を拭いた後で、なんと犬のおしりも拭き始めた(東京都)



美しい女性が犬を連れて河原を散歩していた。
その女性は突然しゃがみこみスコップで何やら拾い上げる。
そしてそのまま川にポイ、次にきた人もまたポイ(東京都)



隣の猫が遊びにきては庭の鉢植えをひっくり返す。
あまりにひどいので飼い主にそれとなく注意したら「うちの子がそんな迷惑をかけるはずがありません」(千葉県)



義理の両親は犬大好き。
たまに遊びにくるのも良いけど、犬も我が物顔で部屋に上がってくる。
義理の両親ゆえになかなか断れない。自分を基準にすべての人が犬大好きと思っている(神奈川県)



子供を連れて散歩している時のこと。
向こうから小型犬を連れて散歩している人がやってきた。
向こうは、小型犬だからとの軽い気持ちからかリードしてなし。
うちの子供に近づいてきて子供はビックリ。泣きじゃくってしまった(茨城県)



昨年10月から「身体障害者補助犬法」が施行された。
この制度は公共交通機関での補助犬を連れた障害者の受入れを義務付けた。
また、今年10月からはホテル、デパート、遊園地など不特定多数の人が利用する施設でも同伴を拒むことはできなくなる。
 さて、最近ではそれを先行して補助犬の受入れを明示するステッカーを掲げる百貨店やスーパーも増えているが、それを逆手に取ったケースも目立ち始めている。補助犬に当たらない犬を同伴し「セラピードッグだから一緒にバスに乗せて欲しい」と申し出たり、「介助犬」と書いた紙をペットの犬に付け、「介助犬だから一緒に店に入れて欲しい」と頼んだりする図々しい奴も増えている(東京都)
■□■ ベストパートナー探しは慎重に!! ■□■

●犬を選ぶということは、このあと10年から長ければ20年も一緒にいるパートナーを探すと言うことです。
今、この犬が人気だから。この子を連れて歩いたらかっこいいから。そんな気持ちだけでパートナーを飼ってしまったら、犬にとってもあなたにとっても不幸な結果になることもあるので要注意ですよ!

例えば・・・
ウィンドウショッピングをしながらペットショップの前を通ったその時。

「この子かわいい!」

「ワンちゃんってこんな値段で買えるの?安ーい!」

「ねえ、買って行こうか!」


見ると、それはゴールデンレトリーバーの赤ちゃん。一時期の大型犬ブームも去った今、大分、求めやすい金額になっているのはご存知の通りですよね。

「あれれ、あの人買っちゃったよ!大丈夫かな?」

そんな風に心配するのはお節介かも知れませんが、でもはたしてこの人は、今ケージに入っている小さなかわいいこの子が、1年も経たない間に30kg近くまで大きくなってしまうのを知っているのでしょうか?
季節の変わり目には、毛がごっそりと抜けるのを知っているのでしょうか?バケツ1ぱいくらい抜けるんですから!
もしかして毎年恒例だった1週間のお泊まり家族旅行あったとしたら、今後中止になるかも知れないことに納得できるのでしょうか?(もちろん、ペットシッターやペットホテルを利用する手もあるし、一緒に連れて行く手もありますよ)
この辺の話はともかく、今すぐに買って帰るのは良いとしても家には犬小屋や、フード入れ、その他犬用のグッズはそろっているのでしょうか?
・・・これがいわゆる「衝動買い」ってヤツです。

こんなことにならないように、「単なる人気に左右されず」ましてや「衝動買いにならない」ように自分にぴったりあった犬を探すコツを教えます。

◆自分のライフスタイルを見つめ直す

普段から外出が嫌いで引きこもりがちな人、体力もなく運動をして体を鍛えようなんてこれっぽっちも考えていない人が運動量を多く必要とする犬種を飼ってしまったら。
犬も飼い主も不幸のどん底に陥るのが目に浮かびそうですよね。
飼い主は嫌な外出を毎日繰り返さなくてはならないし、犬は、短時間で散歩が終わるためストレスが溜まって、家の壁をガリガリ!
もちろん、そんな自分自身を改善したくてこの種の犬を飼うのでしたら別ですけどね。

では、自分はどんなライフスタイルなのか?ここのところをちょっと整理してみましょう。きっとピッタリのワンちゃんが見つかりますよ!

<スタイル1:住まいの環境>
【田舎派・都会派】
●広い土地の田舎が好き・・・

広い土地でいっぱい走れるから、運動量を多く必要とする犬種でも大丈夫。 ボーダーコリーやシェルティなども大喜びですね。また、多少吠えても迷惑にならないから吠えたてて獲物を追い込むタイプの、ビーグルなどもお薦めです。

テリア系も本当は活発なので、あの愛くるしい顔に反して田舎の広々とした環境の方が適してしますよ。


●せわしないが都会のコンクリートジャングルが落ち着く・・・

臭いや抜け毛、無駄ぼえが気になりますよね。無理なく一緒に暮らせる犬、実は全部を兼ね備えているスーパー犬はいません。

臭いや抜け毛を特に気にするあなたには
シングルコート種のプードルやパピヨン
そしてヨークシャテリア、マルチーズがお薦めです。

無駄ぼえが気になる方は大型犬も良いでしょう。小型犬にくらべ無駄ぼえは少ないようです。
ゴールデンレトリーバーやバーニーズマウンテンドッグ
など、お部屋の広さが確保できればこれほど魅力的なワンちゃんはいません
(ただし抜け毛は目立ちます)。


また、世界最小のチワワなら鳴いても抜け毛があっても、それなりなので気になりませんよ。

【集合住宅】
●吠えない方がいい・・・

吠えることを考えると大型犬が適していますが、住宅の広さが問題になる場合は小型犬をお薦めます。

シーズー、チワワ、マルチーズ、パグ、フレンチブルドッグ、ボストンテリアなどがピッタリでしょう。
また、パピヨンは毛が抜けにくいので都会の住宅事情から見てもマッチしているでしょう。
どうしてもテリア系ということであれば、ヨークシャテリアがお薦めです。


【共働き】
●日中は留守にしてしまう・・・

基本的に留守番ができない犬はいませんが、より適しているのは我慢強く温厚で従順、性格的に優しく、あまり吠えないタイプの犬が適してると言えます。 大型犬ではラブラドールレトリーバーやゴールデンレトリーバー、小型犬ではパグ、シーズーがこれに該当します。
また、他の犬でも「飼うロケーションの作り方」 ひとつで上記以外の犬もちゃんとお留守番できるようになりますよ。
コツは、サークルである程度の広さを囲い、その中にハウスとトイレを配置します。
犬はハウスの中で休むことができ遊びたければ出てきてサークル内で遊び、排泄をしたければその一区画にあるトイレも使える、そんなロケーションを確保することです。
これで、チワワやトイプードルなどの人気犬種も十分検討範囲に入れることができます。

<スタイル2:ワンちゃんを飼ったら何したい?>
【一緒に遊びたい派・番犬にしたい派】
●スポーツやアウトドアで犬と一緒に楽しみたい・・・

そんなあなたは、スポーツ派?・アウトドア派?(山派?・海派?)
「スポーツ派」のあなた。アジリティーやフリスビーは楽しいですよね。 飼い主の指示をいつでも冷静に聞けて、運動性能に優れている犬種がお薦め。 大型犬ではレトリバー系。中型ではなんといってもボーダーコリーでしょう。
小型が好みならウェルシュコーギーやシェルティー、トイプードルもお薦めですよ。


●アウトドア好きのあなたはどちらのタイプ?

「山派」 のあなたには、ご主人様と一緒に行動するのが好きでスタミナのある犬が適してます。元々、狩猟の時に一緒に行動していたセッター、ポインターあたりが適切と言いたいところですが、これらはなかなか手に入りにくいのが現状です。比較的おなじみの犬種で見るとウェルシュコーギー・ペンブロークやケアーン・テリア等がお薦め犬種となります。

「海派」 のあなたにはなんといっても、ゴールデンやラブラドール、フラットコーテッドなどのレトリバー系ですね。みんな水が大好きです!


●いつも一緒にいたい・・・

いつも一緒にいられるのは、犬にとっても一番嬉しいことです。そんなあなたにお薦めは、 コンパニオン系、トイ系の犬達です。 特に小型であれば、キャリーバックに入れて、どこにでも連れて行くことができますね。チワワはこの筆頭です。その他、マルチーズ、トイプードル、パグ、ミニチュアダックスフンドやキャバリア、パピヨンもお薦めです。


●番犬にしたい・・・

番犬に向いているのは、 警戒心や縄張り意識の強い種類 が適しています。物音にすぐ反応する子も適してますので牧羊犬や軍用犬が一般的です。
大型犬ではジャーマンシェパード、コリー、グレートピレニーズ等。小型犬ではテリア種やシェルティー、ウェルシュコーギー、ミニチュアシュナウザー、柴犬など。


<その他>
【高齢のご家庭】
●シニアエイジにも適している犬は・・・

体力に十分余裕がある方は大型犬の レトリバー種もいいですが、基本的には小型犬をお薦めします。服従心や忠誠心がある犬、穏やかな犬 が適してます。シーズー、シェルティーやトイプードル、ポメラニアン。日本犬では柴犬もお薦めです。
また、おとなしいという意味ではパグ、ボストンテリア、フレンチブルドッグも非常に飼いやすい種類です。


【アレルギー体質の方】
●犬アレルギーでも、飼いたい・・・

以下の犬達は、絶対にアレルギーを起こさないとは言えません。比較的起こしにくい子達ですが、実際にブリーダーの元で触れたりして確かめることが重要です。 アレルギーは毛に対しての反応が多いので、もっともお薦めなのは毛のない種類の犬ということになります。ただ、この種は寒さには非常に弱いという点と最大のウィークポイントは手に入りずらいということが上げられます。
毛のある種類の犬の中でも比較的毛の抜けにくい犬種では、シングルコートのマルチーズ、トイプードルなどがこれに該当します。その他ミニチュアシュナウザーも毛が抜け落ちにくい種です。

犬好きなあなた、あなたはどんなライフスタイルですか!!


【 最初が肝心!!】

◆我家に到着。
ここから3日間ほどは新しい環境に慣れるまである程度我慢比べと思ってください。何でも最初が肝心ですよ。
1. 可愛いワンちゃんですから抱っこしたいことでしょう。食事の前後などに30分程度の時間を決めてかまって上げてください。 とにかく疲れとストレスが溜まっていますから、3日間ほどはゆっくり休ませて上げることが肝要です。

2. 室温にご注意を。特別に難しく考える必要はありません。
犬も人と同じです。寒い時は犬も寒い、暑い時は犬も暑いのです。この心配りを忘れないでください。


3. ケイジやサークルから出して欲しくて騒いでも決して出してはダメです。 ここで負けて出してしまうと騒いだら出してもらえると学習してしまいます。

4. 健康のバロメーターは糞です。 大型犬の場合は多少軟便ですが健康な子犬は、通常はコロコロしている状態です。しばしば子犬は母犬の便を舐めて、おなかに回虫がいる場合もあります。従って普通はブリーダー段階で虫下しを入れていますが、それでも出ない場合がままあり得ます。その虫が環境変化で動き出し、下痢の症状を見せる場合があるのです。ティッシュで掴めないような下痢はすぐに獣医に連れて行ってください。食欲はあるけど下痢が続いているとその内に食欲もなくなり、低血糖を引き起こし死に至る場合もあります。早期発見ならば、なんら慌てる必要はありません。獣医のくれた虫下しをフードに混ぜて与えればすぐに解消します。

5. 同様に耳を掻く状態の時は、耳ダニがいる可能性もあります。その場合も、獣医から診察していただきダニの駆除薬を付けてあげればすぐに解消します。
回虫や耳ダニはブリーダー段階でかなり配慮し清潔度の維持に努めているはずですが、どんなに気を遣っても完全には駆除できない性格のものです。

6. 3日間ほどの夜泣きは当たり前です。 泣いても決して負けて、ケイジから出さないでください。本能的に親犬や兄弟との生活を思い出し、寂しがっているのです。これからはあなたが家族であり親ですよ。
なお、親の匂いが付いた布切れが欲しいと要望される場合もありますが、これは新しい環境に馴染まないことにもつながり、一考が必要でしょう。

7. フードの与え方
フードは、現在食べているフードをブリーダーから聞いてお伝えします。

(標準的な食べさせ方)
お湯で15分ぐらいふやかしてから、つぶして、かき混ぜて食べさす。
量は最初に食べた量(最初は多目に与える)を基準に徐々に増やして行く。逆にお湯の量は減らし気味にし、生後90日以降(歯が生えてきた頃)は完全ドライに切り替える。(仔犬の頭半分が、ふやかし状態で1日に与える量です。この判断は難しいですから最初にどれほど食べるか余らす程度に与えて目安を覚えてください)
・1日の回数は2回~3回
 (1日の食べる量が決まっているので、それを何回かに分けて与えると言うことです。子犬の内は、できたら3回の方がベター)。夏場はいつまでも置いておくと悪くなるので注意。
・食べが悪い時は、肉缶詰をチョット混ぜて食べさす(臭い付け程度です)。
 鳥のササミをボイルして混ぜて与えても良い。
 また犬用粉ミルクはサプリメント代わりに与えても良い。
・水はミネラルウォーターを与える。
・決して牛乳は与えないでください。下痢の原因になります。


8. トイレは位置を決めたら動かさないで下さい。

9. 生後約4ヶ月間は、歯が生え変わるまで「あまがみ」があります。 その場合上下の顎を強く掴むか、口の付け根を思いっきり横方向に引っ張り、嫌がるまで「ダメ、ダメ」を繰り返して下さい。これも我慢比べです。

10. お散歩やシャワーは90日ワクチンが終わって1週間目のデビューと考えて下さい。
ただしダッコして外に連れて行くのは構いません。また、お尻が汚れている場合などは部分洗いや蒸しタオルで拭いてあげてください。

11. 獣医さんのことを悪く言うつもりはサラサラありませんが、近所の人から聞いて流行っている所に行ってください。 ペットには健康保険がありませんから、獣医師の料金は様々です。また、ブリーディングの知識や環境を知らない獣医も多いのが現実であり、何かあると子犬の問題、ブリーダーの問題にされがちな傾向にあります。小さい病気でも最悪を考えて大きい病気を伝える傾向にあります。例えばケンネルコフ(犬の風邪)とジステンバは初期症状が似ています。ジステンバは血液検査を終えないと断定できません。この場合「ジステンバの疑いがある」と告げることになります。獣医師の立場上、仕方ないのかも知れませんね。
【 僕をよく見て!!】

◆ワンちゃん受取り時に、次をチェックしよう。
さあ、ワンちゃんと始めての出逢いです。下記10項目は誰にでもチェックできますよ。ワンちゃんの健康状態をチェックしてください。これらが合格なら一安心です。異常が見受けられたらその場ですぐにご連絡ください。
1. 性別、カラーなど依頼したワンちゃんに間違いないか。

2. 籠の中に糞をしている場合、下痢気味でないか。
(固めが普通)


3. 抱いてみて、骨格はしっかりしている感じか、また見た目に比べ重みが感じられるか。

4. 毛ツヤはどうか。フケ、ハゲ、皮膚の湿疹などないか。痒がっていないか。

5. 肛門をみて、ハレ、ただれがないか。痒がっていないか。

6. 目ヤニは出てないか(涙焼けと違う)。

7. 耳の中も周囲もきれいか、臭ってないか。痒がっていないか。

8. 鼻水が出てないか。

9. 歯ぐきや舌がピンク色か、口臭はないか、噛み合せも大丈夫か。

10. 歩行状態に異常はないか。

★ 犬種によっては別途チェック項目もありますが、専門的なことであり当店で事前にブリーダーと確認済です。[例:チワワ----------泉門(脳天)の開き具合]

◆ 受取りに当たっては、特に持って行く物はございません。籠の中が汚れている場合は新聞紙の交換、水は自販機のポカリスエットやアクエリアスを買って、キャップに注いで飲まして下さい。
・疲れている時は仔犬の血糖値が下がっていますから、多少甘さがあった方が良いのです。

◆ 籠にワクチン証明書や血統書が貼り付けている場合、大切に保管してください。





【 最初が肝心!!】

◆我家に到着。
ここから3日間ほどは新しい環境に慣れるまである程度我慢比べと思ってください。何でも最初が肝心ですよ。
1. 可愛いワンちゃんですから抱っこしたいことでしょう。食事の前後などに30分程度の時間を決めてかまって上げてください。 とにかく疲れとストレスが溜まっていますから、3日間ほどはゆっくり休ませて上げることが肝要です。

2. 室温にご注意を。特別に難しく考える必要はありません。
犬も人と同じです。寒い時は犬も寒い、暑い時は犬も暑いのです。この心配りを忘れないでください。


3. ケイジやサークルから出して欲しくて騒いでも決して出してはダメです。 ここで負けて出してしまうと騒いだら出してもらえると学習してしまいます。

4. 健康のバロメーターは糞です。 大型犬の場合は多少軟便ですが健康な子犬は、通常はコロコロしている状態です。しばしば子犬は母犬の便を舐めて、おなかに回虫がいる場合もあります。従って普通はブリーダー段階で虫下しを入れていますが、それでも出ない場合がままあり得ます。その虫が環境変化で動き出し、下痢の症状を見せる場合があるのです。ティッシュで掴めないような下痢はすぐに獣医に連れて行ってください。食欲はあるけど下痢が続いているとその内に食欲もなくなり、低血糖を引き起こし死に至る場合もあります。早期発見ならば、なんら慌てる必要はありません。獣医のくれた虫下しをフードに混ぜて与えればすぐに解消します。

5. 同様に耳を掻く状態の時は、耳ダニがいる可能性もあります。その場合も、獣医から診察していただきダニの駆除薬を付けてあげればすぐに解消します。
回虫や耳ダニはブリーダー段階でかなり配慮し清潔度の維持に努めているはずですが、どんなに気を遣っても完全には駆除できない性格のものです。

6. 3日間ほどの夜泣きは当たり前です。 泣いても決して負けて、ケイジから出さないでください。本能的に親犬や兄弟との生活を思い出し、寂しがっているのです。これからはあなたが家族であり親ですよ。
なお、親の匂いが付いた布切れが欲しいと要望される場合もありますが、これは新しい環境に馴染まないことにもつながり、一考が必要でしょう。

7. フードの与え方
フードは、現在食べているフードをブリーダーから聞いてお伝えします。

(標準的な食べさせ方)
お湯で15分ぐらいふやかしてから、つぶして、かき混ぜて食べさす。
量は最初に食べた量(最初は多目に与える)を基準に徐々に増やして行く。逆にお湯の量は減らし気味にし、生後90日以降(歯が生えてきた頃)は完全ドライに切り替える。(仔犬の頭半分が、ふやかし状態で1日に与える量です。この判断は難しいですから最初にどれほど食べるか余らす程度に与えて目安を覚えてください)
・1日の回数は2回~3回
 (1日の食べる量が決まっているので、それを何回かに分けて与えると言うことです。子犬の内は、できたら3回の方がベター)。夏場はいつまでも置いておくと悪くなるので注意。
・食べが悪い時は、肉缶詰をチョット混ぜて食べさす(臭い付け程度です)。
 鳥のササミをボイルして混ぜて与えても良い。
 また犬用粉ミルクはサプリメント代わりに与えても良い。
・水はミネラルウォーターを与える。
・決して牛乳は与えないでください。下痢の原因になります。


8. トイレは位置を決めたら動かさないで下さい。

9. 生後約4ヶ月間は、歯が生え変わるまで「あまがみ」があります。 その場合上下の顎を強く掴むか、口の付け根を思いっきり横方向に引っ張り、嫌がるまで「ダメ、ダメ」を繰り返して下さい。これも我慢比べです。

10. お散歩やシャワーは90日ワクチンが終わって1週間目のデビューと考えて下さい。
ただしダッコして外に連れて行くのは構いません。また、お尻が汚れている場合などは部分洗いや蒸しタオルで拭いてあげてください。

11. 獣医さんのことを悪く言うつもりはサラサラありませんが、近所の人から聞いて流行っている所に行ってください。 ペットには健康保険がありませんから、獣医師の料金は様々です。また、ブリーディングの知識や環境を知らない獣医も多いのが現実であり、何かあると子犬の問題、ブリーダーの問題にされがちな傾向にあります。小さい病気でも最悪を考えて大きい病気を伝える傾向にあります。例えばケンネルコフ(犬の風邪)とジステンバは初期症状が似ています。ジステンバは血液検査を終えないと断定できません。この場合「ジステンバの疑いがある」と告げることになります。獣医師の立場上、仕方ないのかも知れませんね。


【 旅立ち!!】

◆空輸と陸送に関して
ワンちゃんの始めての旅行は、一番負担が掛からない方法をブリーダーと相談して決定します。

● この決定に当たっては、狭い籠に入れられている時間はどっちが短いか、距離は、温度はなどから決定します。

● 空輸の場合、飛行機の飛んでいる時間が日本全国ほとんど1時間程度ですね。時間的には陸送に比べて負担が少なく済むはずです。



● 一方陸送は、コスト的に安価で全国対応していただける運送会社が「西濃運輸」と「福山通運」に限られています。両社からブリーダーが利用している運送会社を選択し、お客様のご住所に近い運送会社の営業所留めとなります。この両社は夕方の集荷(営業所により19時頃までの所もあり)をし、距離や交通事情によっても異なりますが真夜中から明け方に到着するのが一般的です。到着したら連絡をもらうよう事前に依頼(伝票No.を伝えておく)しておく方が良いでしょう。 いずれにしても飛行機に比べ長い時間が掛かりますね。 しかし、ブリーダーからの近場の移動はやむを得ません。

● 飛行機の貨物室は、客室と同じく20度~25度に維持されています。快適な旅となるでしょう。一方陸送の場合は、夏場の暑い時や冬場の寒い時は色々配慮して送犬するようブリーダーに依頼しておかねばなりません。例えばホッカイロやドライアイスを利用し、温度調節の工夫などです。

● 空輸の場合で直行便が飛んでない時は、乗り継ぎ便を利用することもあります。乗り継ぎ時間は2時間以上を空けないとなりません。総時間を陸送と比較して決定します。
なおこの場合でも、運送費は変わりません。

● 最後に運送費ですが、空輸、陸送とも日本全国おおよそ5,000円程度です。

【ご参考】
・西濃運輸のホームページはこちらから  http://www.seino.co.jp/seino/
・福山通運のホームページはこちらから  http://www.fukutsu.co.jp/
・JALのホームページで時間を調べるはこちらから  http://www.jal.co.jp/5971/
・ANAのホームページで時間を調べるはこちらから  http://www.ana.co.jp/asw/





【 僕をよく見て!!】

◆ワンちゃん受取り時に、次をチェックしよう。
さあ、ワンちゃんと始めての出逢いです。下記10項目は誰にでもチェックできますよ。ワンちゃんの健康状態をチェックしてください。これらが合格なら一安心です。異常が見受けられたらその場ですぐにご連絡ください。
1. 性別、カラーなど依頼したワンちゃんに間違いないか。

2. 籠の中に糞をしている場合、下痢気味でないか。
(固めが普通)


3. 抱いてみて、骨格はしっかりしている感じか、また見た目に比べ重みが感じられるか。

4. 毛ツヤはどうか。フケ、ハゲ、皮膚の湿疹などないか。痒がっていないか。

5. 肛門をみて、ハレ、ただれがないか。痒がっていないか。

6. 目ヤニは出てないか(涙焼けと違う)。

7. 耳の中も周囲もきれいか、臭ってないか。痒がっていないか。

8. 鼻水が出てないか。

9. 歯ぐきや舌がピンク色か、口臭はないか、噛み合せも大丈夫か。

10. 歩行状態に異常はないか。

★ 犬種によっては別途チェック項目もありますが、専門的なことであり当店で事前にブリーダーと確認済です。[例:チワワ----------泉門(脳天)の開き具合]

◆ 受取りに当たっては、特に持って行く物はございません。籠の中が汚れている場合は新聞紙の交換、水は自販機のポカリスエットやアクエリアスを買って、キャップに注いで飲まして下さい。
・疲れている時は仔犬の血糖値が下がっていますから、多少甘さがあった方が良いのです。

◆ 籠にワクチン証明書や血統書が貼り付けている場合、大切に保管してください。





【 最初が肝心!!】

◆我家に到着。
ここから3日間ほどは新しい環境に慣れるまである程度我慢比べと思ってください。何でも最初が肝心ですよ。
1. 可愛いワンちゃんですから抱っこしたいことでしょう。食事の前後などに30分程度の時間を決めてかまって上げてください。 とにかく疲れとストレスが溜まっていますから、3日間ほどはゆっくり休ませて上げることが肝要です。

2. 室温にご注意を。特別に難しく考える必要はありません。
犬も人と同じです。寒い時は犬も寒い、暑い時は犬も暑いのです。この心配りを忘れないでください。


3. ケイジやサークルから出して欲しくて騒いでも決して出してはダメです。 ここで負けて出してしまうと騒いだら出してもらえると学習してしまいます。

4. 健康のバロメーターは糞です。 大型犬の場合は多少軟便ですが健康な子犬は、通常はコロコロしている状態です。しばしば子犬は母犬の便を舐めて、おなかに回虫がいる場合もあります。従って普通はブリーダー段階で虫下しを入れていますが、それでも出ない場合がままあり得ます。その虫が環境変化で動き出し、下痢の症状を見せる場合があるのです。ティッシュで掴めないような下痢はすぐに獣医に連れて行ってください。食欲はあるけど下痢が続いているとその内に食欲もなくなり、低血糖を引き起こし死に至る場合もあります。早期発見ならば、なんら慌てる必要はありません。獣医のくれた虫下しをフードに混ぜて与えればすぐに解消します。

5. 同様に耳を掻く状態の時は、耳ダニがいる可能性もあります。その場合も、獣医から診察していただきダニの駆除薬を付けてあげればすぐに解消します。
回虫や耳ダニはブリーダー段階でかなり配慮し清潔度の維持に努めているはずですが、どんなに気を遣っても完全には駆除できない性格のものです。

6. 3日間ほどの夜泣きは当たり前です。 泣いても決して負けて、ケイジから出さないでください。本能的に親犬や兄弟との生活を思い出し、寂しがっているのです。これからはあなたが家族であり親ですよ。
なお、親の匂いが付いた布切れが欲しいと要望される場合もありますが、これは新しい環境に馴染まないことにもつながり、一考が必要でしょう。

7. フードの与え方
フードは、現在食べているフードをブリーダーから聞いてお伝えします。

(標準的な食べさせ方)
お湯で15分ぐらいふやかしてから、つぶして、かき混ぜて食べさす。
量は最初に食べた量(最初は多目に与える)を基準に徐々に増やして行く。逆にお湯の量は減らし気味にし、生後90日以降(歯が生えてきた頃)は完全ドライに切り替える。(仔犬の頭半分が、ふやかし状態で1日に与える量です。この判断は難しいですから最初にどれほど食べるか余らす程度に与えて目安を覚えてください)
・1日の回数は2回~3回
 (1日の食べる量が決まっているので、それを何回かに分けて与えると言うことです。子犬の内は、できたら3回の方がベター)。夏場はいつまでも置いておくと悪くなるので注意。
・食べが悪い時は、肉缶詰をチョット混ぜて食べさす(臭い付け程度です)。
 鳥のササミをボイルして混ぜて与えても良い。
 また犬用粉ミルクはサプリメント代わりに与えても良い。
・水はミネラルウォーターを与える。
・決して牛乳は与えないでください。下痢の原因になります。


8. トイレは位置を決めたら動かさないで下さい。

9. 生後約4ヶ月間は、歯が生え変わるまで「あまがみ」があります。 その場合上下の顎を強く掴むか、口の付け根を思いっきり横方向に引っ張り、嫌がるまで「ダメ、ダメ」を繰り返して下さい。これも我慢比べです。

10. お散歩やシャワーは90日ワクチンが終わって1週間目のデビューと考えて下さい。
ただしダッコして外に連れて行くのは構いません。また、お尻が汚れている場合などは部分洗いや蒸しタオルで拭いてあげてください。

11. 獣医さんのことを悪く言うつもりはサラサラありませんが、近所の人から聞いて流行っている所に行ってください。 ペットには健康保険がありませんから、獣医師の料金は様々です。また、ブリーディングの知識や環境を知らない獣医も多いのが現実であり、何かあると子犬の問題、ブリーダーの問題にされがちな傾向にあります。小さい病気でも最悪を考えて大きい病気を伝える傾向にあります。例えばケンネルコフ(犬の風邪)とジステンバは初期症状が似ています。ジステンバは血液検査を終えないと断定できません。この場合「ジステンバの疑いがある」と告げることになります。獣医師の立場上、仕方ないのかも知れませんね。
■ドッグランの必要性と意義について
「ドッグラン」は社会的関心とそのニーズの高さから多くの利用者を見込める施設です。
「東京都建設局 公園緑地部 公園課」では、平成14年12月から「駒沢オリンピック公園」「神代植物公園」の2公園で「ドッグラン」の試行実施を行い、その検証結果の良好性から、平成15年11月から本格実施に移行しています。
今後も地域ボランティアの方々との協力、公園の規模等一定の条件が整えば、今後も都立公園内に「ドッグラン」を順次拡大設置する方向であるという意思を打出しています。

(東京都建設局公式ホームページ:http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/)

「ドッグラン」では、犬を飼っていない方々に迷惑をかけることなくノーリードで走らせられます。これは運動量の確保はもちろんのこと、犬本来の本能を満喫させられるというメリットがあります。
また、犬同士のふれあいは犬世界での大切な社会性をはぐくむことにも通じます。
人間的な側面で見てもマナーの悪い飼い主、モラルの低い飼い主や、初めて犬を飼われる方たちにも、施設の利用を通じて正しい飼い方を啓蒙して行くことも考えられます。
(ドッグラン内コミュニティー活動や「しつけ教室」、「ペットとの共生環境作り相談室」などのイベント実施)

■□■ 飼育承諾確認について ■□■

◆背景

★2度と見たくないガス室★
現在全国で年間65万頭の犬猫が殺処分されています。
ガス室にて炭酸ガスによる安楽死(実状は窒息死)を施され焼却されているのが現状です。
死を待つばかりの犬は最後まで人間を信じ信頼を満たした視線で尾を振り人に近づこうとします。また猫も前足を必死で伸ばし胸が痛くなる声で鳴いていました。
ガス室にいるその子達の目は最後の救いを求めているようで直視できませんでした。
捕獲された犬の抑留は最低3日と法律で決まっているものの多少長めに保護期間をとっているところもあるようです。
もし愛犬が迷子になったときにはすぐに問合せをしなくてはなりません。

◆飼えなくなる理由

多い理由として、引越し、問題行動、病気、老齢、また飼い主の高齢化、病気等です(問題行動とは無駄吠え、脱糞、ボケ、咬む、権威症候群---犬のわがまま)
権威症候群につきましては、飼う前に「子犬の社会化期段階でのしつけの重要性」を理解していれば防げることです。
また、飼い主の指導育成もこの業界に今欠けている部分であると強く感じています。
このような不幸を改善して、努力により1頭でも多くの命を救う為にも、飼う前に終身飼養承諾の確認、しつけにご協力いただけるようお願いします。

◆確認事項

●飼う前
・家族の承諾を得ている
・ペット可の住居である
・ライフスタイルにあった犬種の選択
・費やせる時間と費用の確認
・ペットを守るのはあなたです。必要最低限の病気に関する知識などの取得
・しつけに関し責任を持ち実施する



十年後のシミュレーションはどうですか?

●飼った後
・保健所に登録、迷子札をつける
・家族の一員として、病気には即座に対応し、最後まで責任を持ち面倒みる
・狂犬病、フィラリア、混合ワクチンは必ず毎年実施のこと
・繁殖計画のない場合、避妊去勢を考える
・引越しなどの場合、ペット可の住居を探す努力また里親をさがす努力をする



以上をもとにチェックシートを確認してください。

はなはだ勝手なお願いかもしれません。しかし命の大切さとその意識を持つ事により、こんな悲惨な状況を少しでも減らせると信じております。
飼った後のワンちゃんのしつけについても、アフターフォローをいたしますので、いつでもご相談ください。
ワンちゃん、ニャン子と生涯ともに家族の一員として過ごして行きたいと思います。

ここに「捨て犬の十戒」と言う詩があります。捨て犬の気持ちになって最後まで家族としてお世話をお願いいたします。


■捨て犬の十戒

1. 僕を迎えてくれた時の事は決して忘れません。
暖かい家族の中で幸せでした。ご主人様との楽しい思いでは決して忘れません。



2. ご主人様が望んでいるようには振る舞えなかったかもしれません。
僕はあまり可愛らしくなかったかもしれません。
でも、ご主人様に喜んでもらいたくて、精一杯頑張ったことだけは本当です。



3. ご主人様がいなくなっても、きっと迎えに来てくれると思って待っています。
側にいられなくなった訳は良くわからないけど…
僕を嫌いになったからじゃないと自分に言い聞かせています。



4. 僕を産んでくれたお母さん、お父さんに、ありがとうって言いたい。
こうして楽しい思い出を宝物にできたのも、命を与えてくれたからです。
生きているから味わえたのです。ありがとう。



5. 今は、たくさんの仲間たちと一緒に暮らしています。でもみんな悲しそうです。
僕もなぜか寂しい、物足りない気持ちでいっぱいです。



6. 多くの仲間達は、連れていかれ二度と顔を見ることもない毎日です。
そのときの悲しそうな目を見たことがありますか。



7. 一部の仲間達は、たまに新しいご主人が連れて帰ります。
ご主人様が迎えに来てくれないなら、僕も新しいご主人様に連れて行かれるかもしれない。
優しいご主人様だったら嬉しいけど………



8. 僕にはご主人様を選ぶことはできません。
でも僕を迎えてくれるご主人様が、どこかにいるかもしれない。
もしそうなったら、今度はもっともっと気に入られるように頑張ります。



9. ご主人様、早く僕を迎えに来てください。
そして今度こそずっとそばに置いてください。それだけが僕の願いです。



10. ご主人様、これだけは覚えておいてください。
僕だって生きているということを。
心だってちゃんとあるということを。
天に召される最後の時まで、ご主人様に尽くしたいと思っていることを。

●「ペットボランティアネットの里親探し」を利用するに当たって
  必ず、下記規約をお読みになった上でのご連絡をお願いします。

はじめに・・・
これから、里親になろうと考えている方たちや、里親制度に関して関心のある方たちに、捨てられた犬からのメッセージ(捨て犬の十戒)が届いています。

どうぞ、最初にお読みになってください。

捨て犬の十戒

また、飼育承諾確認 でご自身の気持ちを再確認してから、里親のお申し込みを行ってください。
■設立趣旨と設立の経緯

1. 趣旨
 動物(ペット)は人にとってかけがえのないパートナーであり、安らぎ、癒し、コミュニケーションの機会の増加などにおいて動物ふれあい活動を通して徐々に活用され始めている。また、盲導犬、聴導犬、介助犬などの補助犬は身体障害者にとって欠かせない存在である。しかし、動物と人間との出会い・ふれあいの場はまだまだ限られているのが現状であるし、補助犬も育成費用が高額であり、絶対数があまりに少ない状況にある。さらに、何らかの理由で動物を飼えなくなる人が増え、捨て犬や捨て猫の増加が社会問題にもなっている。
 そこで当法人は、動物すべてが安心して暮せるように、よりよい動物福祉の推進を目指し、所有者のいない犬・猫等の動物の保護、ペットに関する全般的な情報提供、犬・猫等の動物との共生環境作りに関するコンサルタント、癒し・情操教育・レクリエーションのために犬・猫等の動物とふれあう機会を提供するための企画・運営などを行ない、人と動物が適正に共生できるための社会の構築に貢献することを目的として、活動したい。
 設立当初は、まずは関心の高いペット業者及び建築業界関係者の仲間達でスタートさせるが、徐々に一般の人たちにも強くアピールし、その活動の輪を全国的に広げ、我々の思いを実現させたいと考えている。



2. 申請に至るまでの経過
 2000年から、ペット業界で生計を立てている同業者間でいつも話題に出てくるのが、人にとっての動物の重要性と、一方で社会における動物に対する理解不足であった。
我々は動物を供給する立場にあるが、その動物が粗末に扱われたり、捨て犬や捨て猫が氾濫したりしている現状に対する責任の一端は我々にもあると考えていた。確かに、購入者の事情もあろうが、供給する側の指導や教育も充分に行き届いていないことも重要であると認識していた。また、建築業界関係者とも動物との共生住宅・共生環境づくりに関して意見交換をするようになった。
 2001年になり、なんらかの組織をつくり、ペットを供給する側、動物との共生住宅・共生環境に関わる側として、社会に対して何かできないであろうかと、具体的に相談し始めた。
 2003年には、特定非営利活動法人についての情報を集め、具体化できる目途が立った。