■□■ ペットを飼うにはモラルから ■□■

 ペットの飼育率は年々増加し、現在では3世帯のうち1世帯が何かしらのペットを飼っている時代です。
今やペットは人間社会に欠かすことのできない存在といえるでしょう。
そんな中、考えなければいけない問題も増えてきています。その代表的なのが、まわりの迷惑をかえりみない飼い主の増加です。

◆バカ飼い主が増えるのはペット業者にもその一因が!
 私もペット大好き人間の一人です。
子供の頃から両親の理解もあり、犬猫は勿論ペットと呼べるものは何でも飼い、観察することが大好きでした。
田舎で育ったから許されたのかも知れませんが、今後は間違いなく大都会でもペットを飼う方が増加していきます。


 ペットに対する近隣の理解を得るためにも、ぜひマナーのいい飼い主でありたいものです。
マナーはペットを飼う前から始まります。弊社日本ペットショップ協会の販売部門では、ペットをお買いあげいただく場合、最初にお問合せいただいた時に「飼育経験の有無、家族構成、飼育環境など」を聞くように心掛けています。
初心者の方には、まず本などで飼いたいペットについて学んでくださいと言っています。何も難しいことでありません。
犬でもその祖先を知りどんな性格なのか、家族構成から考え仲良くできるのか、誰が世話をするのか、どの位のコストがかかるのかなどを最低限の知識として持っていただかないと飼われた犬も家族も不幸な結果を招きます。
この予備知識も持とうとしないお客様には、残念ですがお売りしないことにしています。

 ペットのことを考えない飼い主は、間違いなくまわりの人のことも考えません。ですから、売れさえすれば良いと考えているペット販売業者が多いこともバカ飼い主を多くしている一因だと私は考えています。


◆信じられないバカ飼い主のケース事例

ペット業界に生きている一員として、マナーに関しては最も配慮しなければなりません。
そんな気持ちでいますと自ずと様々な事例に遭遇したり、そんな記事にも目ざとくなります。全国から寄せられたバカ飼い主の事例をご紹介しましょう!

ある喫茶店でのこと。犬を連れたお客様が入ってきた。
ここはペット同伴を認めていないはずなのに。店員も注意しない。
おしぼりが出てきたら自分の手を拭いた後で、なんと犬のおしりも拭き始めた(東京都)



美しい女性が犬を連れて河原を散歩していた。
その女性は突然しゃがみこみスコップで何やら拾い上げる。
そしてそのまま川にポイ、次にきた人もまたポイ(東京都)



隣の猫が遊びにきては庭の鉢植えをひっくり返す。
あまりにひどいので飼い主にそれとなく注意したら「うちの子がそんな迷惑をかけるはずがありません」(千葉県)



義理の両親は犬大好き。
たまに遊びにくるのも良いけど、犬も我が物顔で部屋に上がってくる。
義理の両親ゆえになかなか断れない。自分を基準にすべての人が犬大好きと思っている(神奈川県)



子供を連れて散歩している時のこと。
向こうから小型犬を連れて散歩している人がやってきた。
向こうは、小型犬だからとの軽い気持ちからかリードしてなし。
うちの子供に近づいてきて子供はビックリ。泣きじゃくってしまった(茨城県)



昨年10月から「身体障害者補助犬法」が施行された。
この制度は公共交通機関での補助犬を連れた障害者の受入れを義務付けた。
また、今年10月からはホテル、デパート、遊園地など不特定多数の人が利用する施設でも同伴を拒むことはできなくなる。
 さて、最近ではそれを先行して補助犬の受入れを明示するステッカーを掲げる百貨店やスーパーも増えているが、それを逆手に取ったケースも目立ち始めている。補助犬に当たらない犬を同伴し「セラピードッグだから一緒にバスに乗せて欲しい」と申し出たり、「介助犬」と書いた紙をペットの犬に付け、「介助犬だから一緒に店に入れて欲しい」と頼んだりする図々しい奴も増えている(東京都)